つづき
紫外線は晴れた日だけでなく、曇りの日でも降りそそいできますし、窓ガラスから室内にも入ってくるので油断できません。また、紫外線は海辺に多い感じがしますが、じつは山や高原でも要注意。高度が1000m上がるごとに紫外線は10%以上増えます。とくに空気の澄んだ日には、紫外線が数十%も増加することがあります。
もう1つ気をつけたいのは、紫外線が来る方向。上空からの直射光だけでなく、空気の粒子などに当たって広がる散乱光や、地面からの反射光としても入ってきます。私たちが浴びている紫外線の60%は散乱光によるものです(正午時)。
直射光は日傘や帽子で防げますが、散乱光や反射光は横や下からも入ってくるので、顔や首、手などはUVケア(日焼け止め)クリームでしっかりガードする必要があります。
つづく
