日常文化保存研究所 名古屋支部 そうま
人はなぜ、離れた方がいいと分かっていても離れられないのだろうか😕
一方、接着剤はなぜ、くっつける必要のあるものを確実にくっつけるのだろうか😕
この両者には、何か共通点があるのではないか。
執着心。接着剤。
読み方は違えど、どちらも何かを離さないという点では共通している。ただし、接着剤は用途を間違えなければ役に立つが、執着心は対象や程度を間違えると、なかなか厄介である😮💨
ここで一つの疑問が生じる☝️
人間関係において、適度な接着力とはどの程度なのだろうか。
強すぎれば剥がれなくなる。弱すぎればすぐに剥がれる。
例えば、連絡が来ないからと何度も連絡を送る。返信が遅い理由を考え続ける。相手の何気ない一言を、何日も頭の中で反芻する。
これはもう、接着力が強すぎるのか。それとも、こちらが勝手に強力な接着剤を塗りたくっているだけなのか🧐
一方で、接着力が弱すぎる場合も問題である。昨日まで仲良く話していたのに、連絡が途絶えても特に気にならない。気づけば、存在そのものが記憶からログアウトしている。
これは接着剤の性能が低いのか。それとも、そもそも接着する必要がなかったのか🧐
…人間関係、思っていた以上に製品管理が難しい😇
ここで、もう一つ考えなければならないことがある。そもそも、接着力は片方だけで決まるものなのだろうか。
こちらがどれだけ強力な接着剤を塗ったところで、相手がくっつくことを望んでいなければ意味がない。反対に、双方がくっつくことを望んでいるのであれば、そこまで強力な接着剤は必要ないのかもしれない。
つまり、良好な関係を築くために必要なのは、接着剤の性能ではなく、双方の接着意思¹なのではないか……接着意思ってなんだよ!!!
では、ちょうどいい接着力とは何なのか。
必要なときにはくっつき、離れるときにはきれいに離れる。相手の自由を奪わず、かといって簡単には剥がれない。できれば剥がしたあとに、ベタベタした跡も残さない。
お互いが無理なくくっついていられて、離れている時間も苦にならない。
そう考えると、常にベッタリくっついていることが、必ずしも良好な関係とは限らないのかもしれない。
ここまで考えて、ふと思った。
それ、もはや接着剤というより、マジックテープなのではないか🥹
くっつくこともできる。離れることもできる。しかも、無理に引っ張ればバリバリと音がする……人間関係において、あの音だけは鳴らしたくないものである。
なお、強力な接着剤ほど優秀とは限らない。用途に合わなければ、取り返しのつかないことになる。
人間関係も同様で、相手をつなぎ止めることばかり考えていると、気付いた頃には自分の手までくっついている可能性がある🤯
ここは慎重に扱いたい……とりあえずセラピストとして、お客様に市販の接着剤を贈呈するか🥴
いやいや。そもそも人間は、接着剤でくっつけるものではない。
本研究は開始早々、根本的な問題に直面した。執着心と接着剤。似ているようで、やはり別物であった。
なお、本研究に使用した接着剤はございません。万が一、使用を検討されていた方がいらっしゃいましたら、どうかご安心ください……何の研究だったんだ、これ。知らんけど😭
【脚注】
¹ 本研究における「接着意思」とは、双方がくっつくことを望んでいる状態を指す。なお、接着意思の確認方法については確立されていない。
【査読者そうまのコメント】
接着剤と人間関係の関連性については一定の着眼点が認められるものの、研究の大半が著者の想像に基づいている。また、セラピストとして顧客に接着剤を贈呈する案については、倫理的観点から廃止を勧告する。
【著者回答】
マジックテープを人間関係の理想形とする見解については、著者の個人的な感想であり、異論は認めない。
【参考文献】
・市販の接着剤のパッケージ裏面
・著者の人生経験※想像含む
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