【全ての貴女に捧げます】
日が沈み、街に灯りが灯る頃
ふと、貴女の寂しさと僕の気配が
そっと交わる瞬間がある。
それは偶然じゃなく、たぶん必然だったのだと思う。
何気なく過ぎる日々のなかで
肌がふと触れたくなる日がある。
あなたはどれだけ強くて
どれだけ優しくて
どれだけ自分を後回しにして生きてきたのだろう。
だから少しだけ心の鎧を外して
素のあなたでお逢いしてほしい。
手を伸ばせば届く距離に、僕はいるから。
優しく、でも確かに
あなたを女性として大切にするために。
年齢なんてただの数字。
むしろ今のあなたの瞳には
若さより深くて甘い光が宿っている。
心が少しほどけたら
そのまま甘えてもいいし
何も話さず、ただ寄り添ってくれてもいい。
そんな夜があってもいいと思いませんか。
夜想の交叉点で、
あなたを静かに待ってるから。
