2020年の邦画「罪の声」を観てみました。
人物や企業の名前は変えてあるものの「グリコ森永事件」をほぼそのままモチーフにした物語で、犯人は捕まっておらず、声を使われた子供達も(公式には)特定されていないのでヒューマンドラマとしてはもちろんフィクション。
当時まだ高校生だった僕は"ちょけた関西弁"で警察を小馬鹿にする脅迫状なんかを面白がりつつも、初めてリアルタイムに見る劇場型犯罪というものに薄気味悪さを感じましたね。夜道もオバケもホラー物にも全く恐怖を抱かない僕だけど「キツネ目の男」の似顔絵はちょっとゾクっとしたなぁ…現実に存在する人間が1番怖いもんね。
誘拐事件と同じく「身代金を現金で受け取る」なんてまず無理だとは子供でも思ったけど『なるほど!企業相手なら株価操作でひと儲けできるんだ』と気付いたのは事件終息後の数年後でした。その頃まだ「空売り」なんてシステム知らなくて…ネットなんて無い時代だったしね。
警察だって馬鹿じゃないし、この映画のとおり株価操作(空売り)で儲けた人物から容疑者を絞り込むくらいの操作は早々にやってたんだろうと思います。
さてさて、話は変わって…今日は日中出勤してます。
