アルバイトのシフトリーダー時代
"人に仕事を任せる"という認識が甘く
忙しい時間帯や曜日、人手が足りないとき
基本的に全ての業務を自分でやっていた。
接客は別のスタッフに任せ
その他の細かい業務は全部自分で。。
接客面でトラブルがあれば
その対応もしなくてはいけない。
その分、他の業務がどんどん滞る。
自分の休憩時間も回せない。
焦る。イライラする。
やらなきゃいけない業務に追われて
自分の余裕が全く無かった時期。
自分と比較して
店長がお店を回しているときはスムーズ。
このままじゃ自分にリーダーを任せてくれたのに不甲斐なくて嫌だ。
そう思い、店長と自分との違いは何なのか?
まずはそこを考えてみた。
店長は、自分にしか出来ない仕事以外は
他のスタッフに振っていた。
その間、手が足りないときは自分が接客を。
そして基本的にバックヤードで報告関係の業務をしながら、何かトラブルが起きそうなら、自分が先に出ていって大事になる前に治めてしまう。
仕事を振ることがなかなか出来なかった僕は
衝撃を受けた。
だって「自分でやった方が早いじゃん」
効率よくその業務を終わらせることができる。
そう思っていたから。
でも、実際は全く違っていた。
トータルで考えるといかに非効率だったか。
時間は有限だし
それに、他のスタッフが新しいことを覚える機会を僕自身で潰していた。
まさに負のループ。
これに気づいてからは
とにかく積極的に皆に仕事を任せるようにした
「分からないことがあったら聞いてね」
「全部できなくても良いからやってみようか」
「何かあったらすぐにサポートするから」
それを続けていくうちに、僕の指示がなくても、皆が自発的に仕事を見つけて業務をやってくれるようになった!
あらためて、組織、チームって
こういうものなんだなって実感。
慣れないシフトリーダーという立場に追われ
自分だけで何とかしようとしていた。
あの時はすごくしんどい毎日だったけど
上手くいかないからって
それが全部無駄なわけじゃない。
そこからまた、大切なことに気付く
きっかけになるかもしれない。
つらい時間はむしろチャンスになる。
本当に、人生にとって無駄な時間、経験というのは一つもない。
*○○ヒュウガ○○*