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写メ日記

全59件中1~10件を表示

龍生の投稿

日記に残した音と空と雲の隙間と、月明かりの昼間の道

06/02 09:46 更新

日記に残した音が
窓辺の陽射しと重なる

最初に書いた文字が
風の色に染まる

花を置いた机の片隅で
道端の夢を思い出す

夜景が写る空の向こう
白い月が溶けていく

遠くに浮かぶ落葉の坂道
足跡の軌跡が光っている

影を踏む靴底に
雨上がりの季節を乗せて

改札を抜ける風の匂い
小屋の扉をそっと押す

空と雲の隙間に
白い羽が輝いて

鼓動に閉じ込めた願いが
霧の雨に蒸発する

枯れ葉舞うビルの窓に
トンネルの宇宙が映り込む

空白の文字の続き
鏡の奥で揺れている

歩いたページの距離が
物語の線を描く

月明かりの昼間の道
時計の針が輪郭を落とす

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昼間の月明かりと風のトンネルと、鏡の中の物語

05/29 19:50 更新

昼間の月明かりが
ガラスのカーテンに反射する

雨上がりの草が香る道
刻んだ足音が浮かぶ

風のトンネルを抜けて
夏の吹雪が空に舞う

擦り切れた写真の温度が
手紙の中に残ったまま

月の影を跨ぎながら
眠りの浅い街角を歩く

雲の柱で響く音が
光の線で絵を描く

誰もいない劇場の改札
天に向かって風が吹く

呼吸の中の時間が
進む列車に溶けていく

流れる背景はスローに
青の景色に漂って

夜明けのいつもの空に
寄りかかる灯りが背を叩く

銀の手すりの向こうで
鏡の中の物語が続いている

6598

迷路の階段と花束を抱えた冒険と、空から落ちた栞

05/27 10:50 更新

うたた寝で描いた線が
陽だまりの背中を流れる

迷路の階段を歩く音が
傘の森に溶けていく

壁際で揺れる洗濯物
乾かない気配を抱えたまま

夜景が曇るガラスに
知らない街の灯りが滲む

トンネルの街を潜って
伸びる影を探している

会話が切れた扉の前
ポケットの切符を探す

花束を抱えた冒険が
記憶の色を照らす

雨に濡れた本の隙間に
空から落ちた栞が挟まる

夜道の体温が
香りの中に残り続ける

窓の街灯が遠ざかって
冷たい空気が頬をかすめる

戻らない駅を降りて
帰りのトンネルを見つめている

夜更けの霧の空から
柔らかい光が落ちて

道端の花だけが
静かに咲いている

6598

小屋に落ちる雨のカーテンと瞼の窪みに落ちた雫と、揺れる光の粒

05/25 09:31 更新

落ち葉で霞んだ灯りが
車輪の響く夜を照らしている

小屋に落ちる雨のカーテン
雲の中に低い音が流れる

見上げる扉の向こうで
影の中に時間が溶けていく

瞼の窪みに落ちた雫
指先に残ったまま

揺れる光の粒が
窓の外を流れていく

川を流れる感情が
手の隙間に沈んでいく

背中から遠ざかる気配を探して
道端を歩き続ける

胸を離れない夢だけが
霧の中で呼吸をしている

6598

青く煙る灯りと無音の空気と、空に溶けた夜

05/19 22:49 更新

青く煙る灯りが
渦を描く夜を染めている

グラスの泡に身を寄せて
円の影に溶けていく

無音の空気の奥で
物語が呼吸をする

世界を流れる時間が
鼓動のリズムを変えていく

汗で滲む瞳の先
オーロラのカーテンが降りる

記憶にリンクする音の中で
感情の模様が浮かび上がる

空に溶けた夜の温度が
砂の結晶に形を変える

月に反射する街の灯り
レンガのトンネルを抜けて

時計に落ちる陽の光が
旅の続きを照らしている

6598

雲に流れる景色と珈琲に映る瞳と、本に挟んだ航海の栞

05/18 11:34 更新

音が消えた電車内
朝陽の雫が窓を染めている

雲に流れる景色が
青の入り口に近づいていく

壁を流れ落ちる光の粒
笑い声の中に滲んでいく

珈琲に映る瞳
胸の中で瞼を閉じて

冷めた朝の窓際
煙の中に意識が沈んでいく

いつもの通りの見えない道で
小さな音楽が希望を囁く

本に挟んだ航海の栞
言葉の地図が旅をする

眠る前の静かな部屋
時間の欠片を並べながら

揺れる影の中で
まだ朝を待っている

6598

屋上の水溜まりと金色の街路樹と、風に流れる音

05/13 19:44 更新

屋上の水溜まりが
自由への迷路を照らしている

溢れた言葉が
冷たい風に溶けていく

金色の街路樹を見上げて
永遠の坂道を登る

蜃気楼の窓の外
街の灯りが騒がしい

地下室の冷めたコーヒー
夢の奥に沈んでいる

路地裏の坂道を歩いて
霧の呼吸を整える

紛れ込んだ感情が
石畳の上で共鳴する

ただ眠りにつく夜の狭間で
揺れる影を感じている

朝を待つ部屋の中で

風に流れる音だけが
静かに続いている

6598

川に溶ける夕陽と遠回りの路地裏と、オレンジの夜

05/10 22:17 更新

川に溶ける夕陽が
感情の色で揺れている

雨が乾いた舗道に
影が重なって伸びていく

頬に触れる仕草が
街灯の下で揺れる

囁く空気が
時間の距離を縮める

遠回りの路地裏
足跡の軌跡が残る

階段を昇る淡い光
噴水の香りが漂う

青の道を降りて
指で弾いたコインの
模様が変わる

花を抱えた時間は
音の川に沈んでいく

丘を歩いた歩幅が
オレンジの夜に残っている

6598

木のカーテンと手の中の番号と、音楽の川

05/08 20:22 更新

木のカーテンが降りて
風が音を鳴らす

曇りガラスの外
丸い灯りが
七色に重なっていく

壁の文字が
夜の中に紛れて

飾りに擦れた傷が
静かに部屋を照らす

胸に落ちた風が
頬の温もりをかすめる

線路と街路樹を
走る音が続く

手の中の番号に
呼吸が囁いて

思い出の影が
形を変えて

抱えたものを
そのまま連れていく

夜の隙間に
音楽の川が流れ続ける

6598

蛍の夜とグラスの底の雪と、蜃気楼の世界

05/04 23:01 更新

丸い影が天井に映る
壁の色が揺れる

片手のグラスが零れて
床の粒が小さく跳ねる

柔らかい気配が
ソファのくぼみに沈む

階段の上の笑い声
鍵盤の音がする

寝息の温かさが
蛍の夜に灯る

月の視線を背中に受けて
戻りの道を歩く

言葉の糸が震えて
空の温度が近づく

グラスの底の雪
夜の雫が溜まる

仮面の夏は遠く
触れた手に滲む

蜃気楼の世界が
静かに手の中に残る

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