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写メ日記

全116件中1~10件を表示

龍生の投稿

銀に込めた温度と鍵盤の響きと、再会の腕時計

01/18 22:56 更新

引き止めたのは
幻じゃなく
銀に込めた温度

霧に隠れないで
音が鳴らなくても
鍵盤の響きが
言葉の奥で鳴っていた

鏡に映る空は
あのままの季節で
魔法で溢れた秘密は
冬の風に溶けていく

夢を語る横顔
甘い言葉に宿る沈黙が
体温の目盛りを
確かめる

思い出の線が消える
鉛筆でなぞって
心が満ちる速度を
描いていく

誓いの刻印は
幸せの種を撒く
後ろ髪の香りが流れて
振子を揺らす

再会の腕時計
優しく滑り落ちて
手首の竜頭を巻きなおす

衛星から見おろす
ベンチの前の湖
誓いの場所が
心の中に沈んでいく

夜が明けるまで
このまま
消えないで

6598

鏡に漂う陽炎と月が踊る海と、空白のページ

01/15 23:56 更新

誓った言葉を乗せて
車輪が地面を滑る
週末の風が
夢と溶けていく

鏡に漂う陽炎
港の中の草原のビル
目的地が反射して
海を浮かぶ感覚だけが
肌を叩く

遊びと言えば
グラスと揺れる音の空間
満たされて
椅子の上の感情は
フロアに落ちていく

頬を伝わる余熱
聞き慣れた声
朝の匂いに包まれて
書きかけの物語が
微笑む

汽車の時刻を
書き換えて
回すダイヤルが
夢の楔を
つなぎとめる

螺旋階段の上
見下ろす熱が上昇して
流れる光に照らされ
影が重なり
ただ揺れる

窓の飛沫に手を当てる
潮の香り
月が踊る海
明日を迎えにいくように
霧の街を目指す

指で触れる鎖の魔法
風で回る矢印
空白のページに
行先のない切符を
挟む

6598

銀のスプーンと背中合わせの線路と、閉じ込められた時の砂

01/13 22:42 更新

雫のグラス
薄目にオレンジが揺れて
当たり前みたいな夜に
筋書のない囁きが
夢の中へ溶けていく

床の下の物語
笑顔が膝を押して
旅の入口が近づく
名前を呼ぶ温度が
銀のスプーンに伝わる

希望で書いたシナリオ
好きに歩いて
影を置いていく
線を描く記憶は
感情の色に乗る

閉じ込められた時の砂
落ちることを忘れて
透き通る夜が
闇を抜け
水の足跡が消える

ためらわず
ひとりで歩く
月明かりの道の先
漂う音符が
足音と遊ぶ

ノートに描いた空
水彩が滲み
胸の鎖は
目覚めの朝に
少しだけ冷たい

背中合わせの線路
刻まれた掲示板の文字
咲いた花束を抱えて
誓った崖を登れると
どこかで知っている

物足りないままの夢を
落書きの壁に映し
今日も
歩いていく

6598

アナスタシアの色と輪廻の祈りと、街路樹の葉

01/10 00:50 更新

表現する絹の温もりで
時間のサイズを測る
肌に触る囁きが
言葉より正確で
少しだけ安心する

絵が揺れない現実は
心の音と同期して
瞼に光が染みる夜
深呼吸の隙間に
匂いの棘が刺さる

アナスタシアの色
輪廻の祈り
記憶に刻んだ
感情の置き場所

ベッドの上に積み重ねた
沈む布の影
首だけ寄りかかって
空白の記憶が
体温になる

パンに挟んだ感覚
袋に閉じ込めて
浅い夢を漂う
落ちる小窓の光で
朝の気配を感じる

秒針が左右して
夜のバスが停車する
窓に描いた行先
静かに
進んで行く

空想のシナリオ
進む物語の途中で
街路樹の葉を集める

胸に残る感触
フードが鼻に触れて
思い出を
そっと
着ている

6598

琥珀の記憶と紅に沈む氷と、誓約の鎖

01/08 01:28 更新

琥珀の記憶が飛び出して
光を切って走る
分かれた心の破片が
静かに燃えて
鞘の奥で宿る

頬を切る風
落ちる太陽に流れて
木の根を踏む
無くしものを探す速度で
見えない景色が広がる

心に秘めた日々を
ハンカチで包んで
息の中に閉じ込める
刻印の物語を
掴むために

傾く道の途中
背中で夕陽を受けて
飛行機雲を追いかける
片目のリングが
水平線の向こうを見つめる

紅に沈む氷
空想に触れて溶ける
蒸発する記憶は
羽根が舞って
波に浮かぶ

流れる音と孤独
空間に色を描き
振動で繋がる
賑やかな窓際に
白い息が映る

手に集めた音の粒
胸に置いてはじける
誓約の鎖が揺れて
自由の輪郭を創る

深い海のメロディ
目の奥で対話する
鼓動が溢れて
歩いた軌跡を辿る
扉を開けて
朝陽にダイブする

6598

硝子のシャワーと雲の魔法と、素直になれない夜

01/06 03:08 更新

胸に落ちる空洞
舞台の片隅で佇み
目の奥で祈る
素直になれない夜を
この地球と息をする

生まれたての衝動が
背中で響き
誰にも見せない速度で
今日を
すり抜ける

ベースの重さに沈む体温
円盤で尖る感情を
触れる空間で緩めて
流れる時を
ただ揺れている

回る音が線を残し
振動する床と戯れる
運ぶつま先は
咲いていく音符を
紡いでいく

硝子のシャワーは
雲の魔法
無音のリズムが
霞む未来を
満たしていく

秘密の扉の向こうで
審判のカードを抜き
足りない自分を
そのまま抱きしめ
踊る

夢の地図を
ポケットに忍ばせ
革命の足音を
地下の倉庫で
静かに鳴らす

揺れる青のカーテン
零れた絵の具の中を
泳ぐように
深い海で
月とダイブする

約束の地は
透明な意識の中
書きかけのページが
足りないままで
鼓動する

変わらない景色
羽が回って落ち
楽園の中心で
ただ
ステップを踏む

6598

逆回転する街と残響の声と、透き通った夜

01/04 14:14 更新

針が伸びる時計塔を抜けて
逆回転する街の流れ
ガラスから零れる灯が
音の道を照らし
チューニングが合っていく

ポケットの魔法を取り出して
音楽に寄りかかる
夢に潜るまで
残響の声が
漂っていてほしくて

揺れるフロアに
周波数を合わせる
点の雨が降り
朝の扉を潜るまで
旅人の夜をもう少しだけ

ページの端の会話
薔薇の匂いが刺さり
溶けない感情の中で
希望の一言だけが
胸に残る

鏡に映る蝶
ソファで感じる温もり
円を描くリズムが
柔らかく沈み
上書きのコードが流れる

煙が薄れたブラック
温もりを置いたまま
溢れては巡る
透き通った夜の
名残みたいに

繋がる記憶を叩いて
声を探す
霧の森を越え
洞窟の奥へ
落ちてしまわないように

積み上げる日々にベットして
見上げた雲の隙間
降り注ぐ光に
流れ星の願いを
そっと込める

列車が来るまで
霧の雨が外で降る
小屋の中で
音と一緒に
息をしていたい

6598

胸の鎖と瞼のカーテンと、永遠の宙

01/02 02:04 更新

時間の影に隠れて
悪戯みたいな傷が
忘却の船に乗り
淡い光の熱を帯びる

季節の柔らかさを
手のひらで包み
タンポポの種が崩れて
浮かび上がる重さが
風に残る

砂に埋もれた星の欠片
波の囁きで集め
何度でも
零れては消えて
水の軌跡を辿る

世界は回ると
胸の鎖に手を当て
軽い言葉ほど
呼吸の奥で
ループしていく

白いキャンバスに
クレヨンで描く未来
窓際の席
いつものリズムで
コーヒーの香りが染みる

旅で傷ついた体
雪のブレスを浴び
寄りかかる息は
白い結晶になって
静かに消える

響く笑い声
雲の城で眠り
孤独の音と対話する
意識の片隅で
愛の詩を唄う

瞼のカーテン
ビー玉が回転する空
月の窪みで
影が踊り
永遠の宙が溶けていく

暗闇を抜ける
小指の魔法
思い出の栞が
背中を叩き
蹄の音が地面に響く

6598

雫のシャワーと刻むステップと、祈る雨音のメロディ

12/31 04:55 更新

不意打ちの痛い雨
外で待ち惚けのタオル
伏し目のサボテン
空気のカーテンが
静かに揺れて湿っている

硝子の扉をノックする音
道端で音楽が鳴り
裏打ちのベースが
跳ねる腰の奥で
リズムの円を描く

祈る雨音のメロディ
霧が漂う空の中
月が割れたらいいなと
落書きみたいな願いを
風船に浮かべてみる

雫のシャワーを浴びたくて
ノートの予定を全部
次の矢印に変える
水溜まりに自分を映し
反射する光と踊る

音符が身体を纏って
空白と
間の隙間で
零れた熱が
空間をつくる

コウモリの傘を閉じ
両手を広げる
振り向く時間を
迎えるだけで
景色は虹色に染まる

びしょ濡れの雨の街
気分は上々
駆け抜ける夜の中
ステップを刻むだけで
今日は悪くない

6598

指先と囁く呪文と、凍える夜のブレス

12/29 02:00 更新

月が奏でる淡い青い海
砂の軌跡をなぞるように
凍える指先をポケットにしまい
ホットコーヒーの煙が
物語の向こうへ流れていく

飛行機雲の空は滲み
浮かんでは消える陽炎
祈りの壁は高くて
笑いながら
月夜の扉の前で立ち止まる

言葉はいつも
波音に攫われて
次のページをめくる
囁きの呪文で
横顔が照らされる

道の端に咲く花
ステージの上で揺れて
胸のペンダントが
心の奥へ
静かに沈んでいく

オーロラのカーテンが揺れ
離れては近づく波
手の中に落ちる雪
願いの結晶が
溶けながら熱を帯びる

囁く呪文
止まった歯車の針
頬杖の先にある視線
栞が落ちて
風が本をめくる

凍える夜のブレス
吐く息だけが熱くて
蜃気楼の中の宝石を
探すように
歩き出す

旅立ちの山を越える頃
光の粒に包まれて
星座を描いていく
満ちた月と星に照らされ
夜空を見上げる

6598

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