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写メ日記

全116件中11~20件を表示

龍生の投稿

キャンパスと積み上げたレンガと、繰り返すゼロ

12/27 02:23 更新

掴みかけた物語
蜘蛛の巣の間を通り抜け
絹で型取った雫が
葉の上に落ち
はじけて霧になる

扉の入り口で
思考が道を示し
レールの熱が
伝導して
汽車を走らせる

時計塔の影は
重さを帯び
トンネルの先の輝く景色が
雨の静かな街のように
遠くで音を流す

触れそうな指の先
かすむ光のガーデン
目の前で揺れ
距離だけが
縮まらない

キャンバスの願いを置き
前を向く後ろ姿
いつもの道を外れ
歩く道の端で
笑顔の綿が舞う

虹のかかる曇り空
確かにある七色
風が触れる頬
ポケットの中で
静かに灯る

積み上げたレンガ
壁の中にいる自分
息を吸い込んだ時間は
レンズの向こうの
ステージを覗いていた

ただ音を聴く足跡
波に連れ去られ
溶けて元に戻る砂
深海に沈み
軌跡が刻まれる

見上げる異世界の空
並ぶタロットカード
水面に影を映し
照らし続ける瞳が
忘却の城を写す

自分の姿を映す
雨上がりの水溜まり
宇宙の記憶が
引き出しのノートに
書かれていく

繰り返すゼロ
数センチでも掴みにいく
祈りは結んだ靴紐の数
スローな距離でも
きっと遠くない

6598

白い鱗と星の欠片と、鏡の中のドラゴン

12/24 02:01 更新

オレンジが沈み
ガラスの陽が眠さを誘う
泳ぐ雲は逃げ足が早く
髪をかすめて
物語の道が続く

コンパスが地図を描き
鉛筆が転がる
波のリズムが
光る音を編み
丸い毛糸が温度を守る

空を泳ぎ
海にトンネルを作り
自由の咆哮が
鱗の迷路のように
ジグザグの道を造る

陽射しを受ける横顔
鼻をなぞる影
異世界から覗く気配が
心の奥を突き
視線を逸らす

夢を挟んだ栞
英雄の台詞
吸い込んだ炎のチャージ
静かな森の呼吸で
眠っている

鏡の中のドラゴン
三次元の輪郭
指が触れ
物語の先へ飛び立つ
諸刃のエネルギー

白い鱗が
花が落ちるように剥がれ
蕾の隙間から
熱でも夢でもない
素の温度が覗く

ジュークボックスから発車する汽車
アンドロメダを目指し
星の欠片を避けるように
次の世界へ
メロディを流し続ける

ネオンが消えた夜
光は滲み
聴き慣れない感情が
逆鱗を隠したまま
雨の空を走る

「あのさ、」で止まる時間
内に秘めた火種
クエストが決める冒険
ドラゴンと並び
あの城へ旅立つ

6598

薔薇のケーキと虹の雨と、一小節の風

12/22 04:46 更新

薔薇のケーキに残った甘さ
優しく指先で転がし
雲に沈んだ感情が
白い月のように漂い
色づいた空間で揺れている

オレンジに溶ける色
音が境界を失い
胸を叩くリズムが
床下の世界で
心を揺らして沈んでいく

枕の上に映る時間
硝子の空白の物語
肩に乗る呼吸
淡い吐息が
夢の中へ連れていく

グルーヴが零れ
虹の雨と
長いトンネル
手を伸ばし
ポケットの中で重なる

甘いハートの輪郭は
窓の向こうに潜み
チョコレートの破片が
寄りかかる優しさへ
深く沈んでいく

コルクが泡で緩み
弾けた粒が
無音の言葉を
囁くように
丸く包んでいく

空洞の光が滲み
出会いの名前が薄れ
虹の感情が
階段のリズムで
描かれていく

手で包んだ軌跡が
温もりを整え
透明な雫を
ゆっくりと
虹の橋にかけていく

何度も振り返り
見つかってしまう音
雨で溶けた温度が
いつかの風に揺れ
一小節に刻まれる

6598

静寂の森とループするメロディと、またねの温もり

12/19 20:16 更新

夜空に願う声
空に羽が舞ったまま
交差した感情が
戻る場所を探して
静寂の森で揺れている

木漏れ日に溶ける光
音が流れを止め
余韻が漂ったまま
纏わりつく粒が
夜の海に沈んでいく

グラスに閉じ込められた時間
どこかで聞いた話の途中
呼吸だけが振動する空間
淡い残像が
息を整える

ループするメロディ
過去と
現在が
同じリズムを刻み
針はいつもの場所で止まる

夢中の輪郭は
同化した仮面の裏
雲の枕に沈んだ記憶が
奥の引き出しで
静かに輝いている

蜘蛛の糸のような境界が
夜の深さでほどけ
忘れていた呪文を
ふと口ずさみ
青の洞窟に落ちる

街灯が揺れ
曜日が薄れ
天翔けるメロディが
窓を伝う雨のように
空間へ滲む

何度もなぞった線が
虹をつくり
潜んでいた七色が
形を整え
霧の橋をかける

フェードアウトする音
椅子に寄りかかり
「またね」の温もりだけが
風に乗って
カーテンを揺らす

6598

ネオンと硝子の鏡と、夜の端で光る宝石

12/17 01:08 更新

東京を流れる夜
夢が風船のように弾けて
星が無表情な空の下
気配が迷い込む

水しぶきに紛れるネオン
滑る船の上に立って
音の中に潜む
感情だけが
波に姿を映していた

硝子の鏡を突き抜ける風が
深く息を吸って
遠くに見える海賊船の中
宝物が
心の奥で光る

蛹から飛び立つ蝶
大きな木の下で佇む
降り注ぐ鱗粉の煌めきを探して
カラフルな空の川を
ただ流れていく

響いて共鳴する声
思考が輪郭を作って
一瞬の熱が
霧の中で
確かに手を繋ぐ

光が落ちる谷の底
上昇気流に乗る鳥
羽が渦を巻いて
キラキラ光る

見下ろす街に走るネオン
道の奥に眠る物語が
雨に溶けて
虹の橋をかける

夜の端で
光る宝石
水平線に昇る陽の光
風が吹くまま走る

6598

飛行機雲と数千の色と、寄りかかる音色

12/15 03:32 更新

音楽が集う場所
南の風が吹いて
音が酔いを通り越し
現実だけを見ている

そこに居たい夜
ベルの音が途切れ
ネオンの空に残るのは
飛行機雲の合図

心の中で揺らぐ落ち葉
救いの言葉が
水面に優しく落ちるように
波を広げていく

光が円を描く
鏡に映る数千の色
決まったように繋がり
温かさに触れている

小さくても響かせる
消えない空間の輪
秘密の扉が開いて
流れる音と呼吸する

グラスの縁に残る振動
指先を伝うビート
肩に触れる風が
方位磁針を回す

青い外壁の路地裏
雨の日の懐かしい匂い
陽が昇る前のグレー
澄ます音に寄りかかる

崩れた階段の上
見上げる希望の光
言葉が背中を押して
物語を描き続ける

戻れない夜でも
まだ音色を追いかける

6598

カオスとキャンパスと、そんな夜

12/12 18:18 更新

熱を感じる距離はまだ遠くて
すべる指先に
吸い込んだ胸の奥が
秒針のように振動する

混んだ電車の霧の影
伸びた吊革に掴まって
数センチの会話で
カオスな空間に花が咲く

魔法のような感情
森の奥で静かに響く
白い息に混ざった声が
淡い光の球を溶かしていく

グレーのキャンバス
折れかけたクレヨン
長さの揃わない現実の中
夢の中で見た優しさが
輪郭に線を引いていく

フロアの酔いが残った帰り道
朝日が当たる前の表情
キラキラのガラスに映る
パズルの破片が重なる

情熱で包んだ言葉は
航海の途中で
沈んだ三角の境目で
熱を纏った粒だけが
薄い光を帯びて浮かぶ

零れ落ちた水滴が汗と混ざって
進む時間の先を変える
冷たい霧が体に触れて
リズムを刻む足音で
確かな感情を刻んでいく

名前のない宝物
夜の底で解けて
心の奥の秘密の共有が
次の一粒をそっと落とす

揺れた感情の一部
夢が少しだけ進む
見上げる雲が広がる
そんな夜

6598

拾ったカードと名もない船と、エデンの魔法

12/10 01:52 更新

雨がやたらと降る夜
朝が来るまでに光る月が
落ちて地面を跳ねる

指先から流れるリズムが
流れる音に寄り添って
深呼吸が
夜を吸い込んでいく

重なって大きくなった影
淡い熱を帯びて揺れる
空間が距離を縮め
硝子の中に宇宙が映る

澄んだ空気に同化するまなざし
航海の中で沈んだ
深く名もない船が
海底から泡の粒を纏って浮上する

暗闇に隠れた輪郭が溶けて
街灯が霧で遠ざかる
迷路で拾ったカード
抱えて足音を鳴らす

人混みの中で渦を巻く風
眠らない街の影
色も持てないほどの暗闇
光を追って視線が絵を描く

流れる音にのって
焦がれるほどの静けさが
刻んだリズムの隙間に
優しく触れて揺れた

時計の針が近づく夜
瞬きの一瞬
孤独を歩いて回る光
人差し指に寄り添って

手の中で薄れていく温度が
エデンの魔法で
指先に灯っていく

6598

光りの粒と未完成の数字と、エリア99

12/08 03:08 更新

雲をするり抜けて
オレンジの雨天に舞う風が
鱗についた傷を癒し
流れる軌跡だけを残していく

溢れて描くシナリオ
そっと重りを外し
夢が光る順番に並べ替えて
エリア99に足を踏み入れる

深い緑の中
蘇るあの日の蒼さ
弾けて混ざった衝動が
胸に落ちて呼吸している

未完成の数字
不安と予測が渦を巻いて
未来への希望と手放せない何かが
確かに道を照らしている

湿った風の空間を
円を描いて走る
額を伝う汗
七色の光りが飛ぶ大通りで
いつもの冗談を呟く

沈んでいた影
先が見えない冒険は
分厚い雲になって
隙間を通る太陽の光が
胸の中心を温める

溢れ出すまで光と遊ぶ
風になって飛び跳ねて
気になる自分を目指して

音楽が物語を奏でて
繋ぐ余白
縦に揺れた体の振動が
目の奥の扉を開いていく

カーテンから差し込む光
横を向く寝息
足音に寄り添い
光の粒が
未完成のまま進む僕を
淡く包んでいく

6598

緑と茶色と、霞むブラウン

12/06 01:54 更新

柔らかい煙を纏うコップの縁
霞むブラウンが
音を吸い込んだ部屋の呼吸を
ゆっくり満たす

週末に降りて来る汽車
窓の外に漂って
硝子がリズムを刻む
浮き上がる丸い光の粒が
時計塔の影を転がる

月が泳ぐ世界で
お茶を飲んで深海に潜る
指先の触角で感じる温かさ
泡のざわめきを
そっと沈めていく

緑で茶色の香り
粒が煌めくノイズをほどき
霞んだページに
栞を挟んでいく

水溜まりの街
ネオンが線を描いて
渦を巻く雲が
地面で音を鳴らす

眉間の奥に溶ける葉の香り
背もたれに沈む身体
懐かしいビート
記憶と街の隙間を通る風
静かな波形が流れる

水滴が伝うガラス
蝋燭がゆらぎ
席を立つ意識が
呼吸と調和して
物語が生まれていく

一口の温度
鼓動をわずかに揺らし
グラスの振動が
甘い記憶をそっと撫でる

名前のない感情
上がらない熱と
一定のリズムが
空間を支配する

豪華な扉を出て
体を揺らす
夜の続きが足もとで跳ねて
頬を伝って染み込んでいく

緑で茶色の香りが
ポケットの中に残って
回る円盤の中心で
目を閉じて
そっと息をしていた

6598

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