お客様各位
私事で大変恐縮ではございますが、この度、新人期間を無事に終えることができましたのでご報告申し上げます。
これもひとえに、新人セラピストとして皆様に施術をさせていただく機会をいただいたことや、
お客様お一人お一人からの温かいご支援とご愛顧の賜物と、心より感謝申し上げます。
未熟な私に、大切なお身体と心を委ねてくださり、施術中はもちろんのこと、何気ない会話やコミュニケーションの部分においても沢山のことを学ばせていただきました。
本来ご用命いただいた当方がお客様に最大限のおもてなしをさせていただくところ、お客様にそれ以上のホスピタリティをもってお迎えいただくことが多数あり、自身の未熟さを痛感したとともに、お客様の洗練されたお人となりに釣り合うようなセラピストにならなければ、と強く思いを馳せるようになりました。
また、中々人には言いづらい"性"に関するデリケートなお悩みを打ち明けてくださったり、時には恋愛や結婚などの人生に関するお話をお聞かせていただくこともありました。
どのお話の1つをとっても、とても内容が奥深く、簡単に答えを出せるようなものでないものばかりでした。
そして、それらの難しいテーマが、私自身セラピストとしてどうあるべきかということと、どのような施術がお客様の最大のご満足に繋がるかについて深く考えるきっかけを与えてくださりました。
セラピストという職業の本質は、お客様の心の緊張を解きほぐし、内面から輝く美しさを引き出し、本来の自分を取り戻すお手伝いをさせていただくことだと僕は考えています。
施術の後、お客様から「明日からのお仕事が頑張れそう」というお言葉や、「自己肯定感が上がって綺麗になれる気がする」というお言葉をいただくことがありました。
これらの代えがたいお言葉やお客様の笑顔が、僕にとって大きな励みとなり、もっとお客様に喜びや幸せを感じていただきたいと思う原動力となっております。
人間とは不思議なもので、対人関係や異性とのコミュニケーションからでしか得られない幸福感や自己肯定感があり、それらの充実度が日常生活の豊かさに大きく影響するのだということを、身をもって感じました。
僕自身、そのための満足感や幸福感をお客様にしっかりとご提供できているだろうか、と常に自問自答しております。
施術に関する技術力向上という手法論ばかりに目を向けるのではなく、お客様一人一人のお心に寄り添い、お悩みに真摯に向き合い、ご信頼いただけるセラピストになれるよう人間性や精神性の涵養にも努めていかなければならないと心より感じております。
新人期間の終了はあくまでも節目の一つではありますが、皆様との出会いが、当方のセラピストとしての心構えや向き合い方について大きな影響と指針を与えてくださったことにまずはお礼を申し上げたく、ここに綴らせていただきました。
まだまだ至らぬ点も多く、技術面でも精神面でも成長過程にありますが、これからも研鑽に励み、心身ともにリラックスでき、日常のストレスから解放された非日常のひとときをご提供できるよう、日々精進してまいります。
もし当方の施術の中で、気になる点や改善点がございましたら、忌憚なきご意見やご感想を賜れますと大変幸いでございます。
お忙しい中お時間を割いて、こちらのメッセージをお読みいただき、ありがとうございます。
今後もお客様とのご縁を大切にし、お客様の美と心の健康をサポートできるセラピストを目指して、これからも誠心誠意尽力してまいります。今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
末筆ではございますが、こちらをもって新人期間終了の御礼とさせていただけますと幸いです。
きゆ