第42景『実樹のチ上の星🪐』
2024年10月19日。
小雨で傘さしてるようじゃ無理か~。
男ならね、小雨は浴びとかないと。
サバイバルオーディション系の番組が一気に増えた印象がありますが、やはりずば抜けてネトフリの【timelesz project -AUDITION-】が面白いです。
菊池風磨さんとSnow Manの渡辺翔太さんの対談がとても楽しかったです。
新メンバーの加入を控えた、timeleszメンバー宛に書かれた、目黒蓮さんの手紙が印象的でした。
僕も3年前の2021年に萬天堂のメンバー入りした、新加入組でした。
既に完全体だったお店からのコメントの癖…怖かった。
当時のことを思い出すと必死でした。
完成された組織、元からいるメンバー(セラピスト)のファンの方、比べられる…新加入組としてはプレッシャーです。
右も左も分からぬまま、プレッシャーに負けて、右と左を間違えて別の方にお声掛けしたり…。
「バリアン」とGoogleマップで検索して向かい、到着した先が「バーミアン」だったり…。
「え?なに?初デートですらバーミアン無理なタイプのあたしなのに…あんた舐めてんの?せっかくの予約時間「まちがい探し」やれってか?あ?「まちがい探し」やれってか?」
このように、マイナスな言葉を喰らっては裏で泣いてチャーハンをかきこんでました…。
見知らぬ商店街でふと「本指名は支え、ネット指名は力」と呟いて…。
…いや、やめましょう。
一緒な訳ないしwww
僕は地下の人間。
いわば賊。
そんな僕でもキラキラとしたお城に憧れていました。
どこかで「あれ、自分はただ生きてるだけじゃ、あのキラキラしたお城には入れないんだ」と悟った時。
僕は地下で強く生きるための容赦ない術を手にしていました。
戦果を挙げれば野蛮な賊でも貴族以上に堂々と歩けることを肌で知っていたので、そういう感覚で女風に向き合っていたところがあります。
こういう水っぽい世界でしか得られない華のようなものはありますから、自分にも備わってくれてたらと願うばかりです。
華のある人間になりたくて、毎週、生花を生けております。
博多華丸・大吉の大吉先生、実は神戸で生まれていて、育ちが博多なんです。
知ってました?
その要領で僕も育ちは東京ではなく別の地域なんです。
今日は乗っていた電車が事故の影響でものものすごくゆっくり発車しました。
いつも足早に通り過ぎていた東京のビル群がはっきりと見えました。
窓の外に写る東京、綺麗だなって思って。
僕は東京めっちゃ好きだなぁって思いました。
育ちの地元にいた十代の頃より、上京してからの方がよっぽど青春があったし、一生の付き合いだろうなって友人たちもそんなに数はいないながら出逢うことが叶いました。
僕の父親には友達がいる気配が全くなかったので、結局一緒か?と非常に不安がって成人したんですが、同じ道を辿らずに済んでよかったです。
親や親族へ強い思いれを持てなかった分、ここで暮らす人たちの温度そのものに心地のよさがあって、愛着が湧いています。
感性や価値観の数があって、自分で選ぶことができて、すれ違う人の数が多い分。
誰かと共に生きる瞬間に大きな喜びを見出せる。
そんな気がしています。
僕は常に自分の好きなもの、やりたいこと、成し遂げたい目標を選び続けたいので、東京くらいの大都市のある日本に生まれることができてよかったなって思います。
知らなければ全く別の自分だったかも知れないけど、育った地元をピクリとも振り返らずに上京した自分ですから、きっと同じような生き方を選んでたんじゃないかと思います。
東京、最高です。
ネイティブトーキョーの人からしたら「いやいや下町だよぅ」なんて言うんでしょうが、こんなに色とりどりに光る大都市は世界でも有数ですから、すごいことです。
あと「下町だよぅ」的な良さは、何つーか逆に地方に明け渡してあげてください。
容赦ねえなおい。
都内で獲れた野菜や果物が美味しいとか特集するワイドショーは鬼畜だなと思う。
僕は東京に認められたくて、ずっと何かをやっていて、その中で「東京が面白がってくれるかも知れない」と感じた女風に手を出した気がします。
女風セラピストにしては、結構露出多めの人間なので心配して頂けることもあるんですが、東京ですよ?価値観や感性は豊富だし、この人の数、いい意味で人々の記憶の入れ替えは激しいものです。大丈夫です。
友人たちは退廃的で、どうしようもないんですが、本当に包容力があって、非常に低次元に自分たちの滑稽さを笑い合うことができます。
僕は堂々と生きることができます。
君にも同じようなことが言えると思うので堂々と生きて欲しいものですが、そこはまた君が選ぶ価値観です。
君が生まれた星の元を最後まで気持ちよく全うできれば最高ですね。
思考が豊富な人間でも、過去にも未来にもとらわれずに今を生きることができる東京が大好きです。
だからね、本当に認められたい。
死ぬまで人より努力して「あなたにしかできなかったね」って褒めてもらえるように頑張ろうと思っていますベイビー!
これ以上先はない
もうここからは離れられない
だけど居場所じゃない
そういう緊迫感のある感じも好きです東京。
ほんと、女風とか、ろくでもないことを、そんなあり得ないことを、多少なりとも認めてもらえてありがたいってかね。
この街に少しでも美しい面影を残せるように一緒に頑張りましょうね。
実樹
@miki_mantendo