年齢を重ねると、ふと「もうこんなことを望んではいけないのでは」と、
心にブレーキをかけてしまうことがあります。
特に“性”にまつわる気持ちは、周囲に言えないぶん、
自分の中でも見て見ぬふりをしてしまいがちです。
でも、本当の気持ちは、誰にも否定できないもの。
ぬくもりを求めることも、誰かに優しく触れてほしいと願うことも、
決してわがままではありません。
みちるがお会いしたお客さまは、
「こんなふうに人に触れてもらうのは何年ぶり」と、
少し照れくさそうに微笑まれていました。
その笑顔が、とてもあたたかく、胸に残っています。
年齢を言い訳にせず、
自分の中の願いにそっと手を伸ばす・・・
それは、人生を大切に生きるということなのだと、
あらためて思わせていただきました。
焦らず、無理せず、ただ少しだけ、心に正直になって。
そんなお手伝いができたなら、僕は幸せです。
