お盆も過ぎ、季節の帳が少しずつ秋へと向かっているようですね
とはいえ、日中はまだまだ蒸し暑く、肌にまとわりつくような空気が続いています
こんな季節は、冷たい飲み物よりも、
“人のぬくもり”や“やさしい手の温度”が、意外と心を落ち着かせてくれるものです
僕はこの仕事を通して、
「ふとした瞬間に、深く息がつける時間」
そんな時間を、お一人お一人と丁寧に育てていくような気持ちで向き合っています
触れる、感じる、ゆるむ
言葉よりも静かで、誠実な時間
日常の中にある「ちいさな贅沢」のようなひとときを、
この蒸し暑さと一緒に流していけたらいいなと思っています
夏の終わりにふさわしい、静かな音楽と、やわらかな照明の中で
心と身体をゆっくりとゆるめていく準備、整えておきますね
蝉の声も少しだけトーンダウンして、
代わりに秋の気配がほんのりと香りはじめました
季節の変わり目、どうぞご自愛ください
