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写メ日記

全94件中11~20件を表示

滝の投稿

静かさという贅沢

04/10 09:38 更新

街を歩いていると、どこにいても音がある。電車のアナウンス、通知音、誰かの話し声、BGM。静かな場所を探すほうが難しいくらいに、僕たちの日常は音で埋まっている。


だからこそ、本当に静かな時間を過ごせる場所は贅沢だと思う。高価なものを買う贅沢じゃなくて、何も入ってこない空白をつくる贅沢。頭の中のノイズが止まって、自分の呼吸の音だけが聞こえるような時間。


僕の施術がその場所になれたらいいなと思うけれど、それだけじゃなくて、日常のなかにも自分だけの静かな場所を持てるといい。お風呂でもいいし、夜明け前のベランダでもいい。一日のうちの五分でも ☁️

じっとしていられない体

04/09 08:24 更新

動いていないと不安になる人がいる。何かしていないと罪悪感を覚える人。予定が空いていると焦る人。僕も以前はそうだった。休みの日にぼうっとしていると、この時間を無駄にしている気がして、結局なにか用事をつくってしまう。


いつからそうなったんだろう。たぶん、止まっていると置いていかれるような気がしていたんだと思う。でもあるとき気づいた。動き続けているのは前に進んでいるからじゃなくて、止まるのが怖いだけだった。


止まっても世界は終わらない。何もしない午後があっても、自分の価値は減らない。そのことを頭じゃなくて体でわかるまで、僕もずいぶんかかった 🌱

サウナ

04/08 09:22 更新

休みの日、サウナへ行った。

 

外気浴で目を閉じていたら、風に乗って桜の花びらが頬に一枚くっついた。払おうとして、やめた。

 

四月の風は気まぐれで、持ってくるものも持っていくものも選ばない。

 

帰り道、八重桜がもう咲きはじめていて、ソメイヨシノの季節が終わるのはさみしいけど、春はまだもうすこし続く。

安心のスピード

04/04 08:54 更新

安心するのに時間がかかる人がいる。それは警戒心が強いとか、心を開かないとか、そういう性格の問題じゃなくて、たぶんこれまでの人生で気を張り続けなきゃいけない場面が多かっただけだ。


早く打ち解けられる人が偉いわけじゃない。すぐに心を開ける人が正しいわけでもない。自分のペースで、自分のタイミングで、ああここは大丈夫だなと体が判断するまで待つ。それでいい。


僕にできるのは、その判断を急かさないことだけだ。安心は、こちらが差し出すものじゃなくて、相手の中に自然と生まれるものだから 🫧

痛いのは当たり前って思ってない?

04/03 08:54 更新

女性のお客様と接していて感じるのが、
多少の痛みは我慢するものって思っている方がすごく多いということ。


でもこれ、実は大きな誤解。
痛みって、体が「今ちょっと無理してるよ」って出してくれてるサインなんです。


原因として多いのが、
・緊張で体がこわばっている
・気持ちの準備が追いついていない
・過去の経験から無意識に力が入っている


つまり「体の問題」というより「心と体のタイミングが合っていない」だけのことがほとんど。


だからこそ、僕はいきなり核心に向かうことはしません。
会話したり、ゆっくり触れたり、呼吸が深くなっていくのを感じながら、体が「もう大丈夫だよ」って開いてくるタイミングを大事にしてます。


痛みを我慢して関係を成り立たせるのって、本来おかしなこと。


「痛くないのが普通」


この感覚を取り戻してもらえたら、それだけでセラピストとして嬉しいです。


もし長く続く痛みがある方は、婦人科に相談するのもひとつの方法。恥ずかしいことじゃないからね。

やさしさの受け取り方

04/02 08:33 更新

人にやさしくすることは得意なのに、やさしくされるのが苦手な人がいる。ありがとうと言うより、ありがとうと言われるほうが楽。誰かを支えるほうが、支えられるよりずっと居心地がいい。そういう人はたくさんいるし、僕にもそういうところがある。


でもやさしさを受け取るのにも、練習がいるんだと思う。最初はくすぐったくて、申し訳なくて、落ち着かない。それでも受け取ってみる。ありがとう、と素直に言ってみる。そのぎこちなさごと、受け入れていい。


誰かのやさしさを受け取ることは、その人のやさしさを肯定することでもある。遠慮しすぎなくていい ☁️

なんとなく、の力

04/01 09:05 更新

なんとなくこっちがいい。なんとなく今日はこれを食べたい。なんとなく散歩に出たい。そういう曖昧な感覚を、僕たちはつい軽く扱ってしまう。根拠がない、理由が説明できない、だから信用できない、と。


でも体はいつもけっこう正確に、自分が何を必要としているかを知っている。頭で考えた正解よりも、なんとなくの直感のほうが的を射ていることは多い。


もちろん全部を直感で決めろという話じゃない。ただ、理由がうまく言えなくても自分の感覚を信じてみる練習は、思っている以上に大事なんじゃないかと思う 🍃

過去形になるまでの時間

03/31 08:56 更新

つらかった出来事が、つらかったと過去形で言えるようになるまでには、けっこうな時間がかかる。渦中にいるときは、いつ終わるのかもわからないし、終わりがあるということすら信じられない。


でもある日、ふと気づくと、あのときは大変だったな、と思い返せるようになっている。その変化はいつも静かで、劇的な転換点なんてない。気づいたらそうなっていた、というくらいのものだと思う。


だから今しんどい人に、いつか楽になるよ、とは軽々しく言えない。ただ、過去形で語れる日は来る、ということだけは、僕はわりと信じている 🫧

謝らなくていい場所

03/30 08:30 更新

ずっと気を遣って生きてきた人ほど、リラックスすることに罪悪感を持っている気がする。休むことにすら、すみませんと言ってしまう。そういう人を見ると、どれだけ日常で気を張っているんだろうと思う。


僕と会っている時、少なくともその時間だけは、誰にも謝らなくていい場所でありたいと思っている。何も生産しなくていい、成果を出さなくていい、ただ横になっているだけでいい。そういう時間を自分に許すのって、簡単なようでなかなか難しい。


でもきっと、一度でもそういう時間を体が覚えたら、少しずつ自分をゆるめるコツがつかめるんじゃないかなと思う ☁️

ゆるめることと、ゆるされること

03/29 08:53 更新

人の体に触れる仕事をしていて思うのは、力を抜くって実はすごく勇気がいることだということ。

 

誰かの前でふっと無防備になるって、信頼がないとできない。僕はただ手を動かしているだけなのに、そこに安心を感じてもらえたとしたら、それは僕の技術というより、その人自身がゆるすことを選んでくれた結果なんだと思う。

 

ゆるめるのは僕の手で、ゆるすのはその人の心。

 

その境目にいられることが、この仕事のいちばん静かな喜びかもしれない。

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