ドジャースとブルージェイズのワールドシリーズは3勝3敗のタイで、1日、カナダのトロントで第7戦が行われました。
勝ったチームが頂点に立つ大一番に大谷翔平選手は1番・ピッチャーで先発出場し1回、最初の打席で右中間にヒットを打ちました。
そのウラ、大谷選手は第4戦から中3日で先発のマウンドに上がり、2回はツーアウト満塁のピンチを招きましたが159キロのストレートで三振を奪い無失点で切り抜けました。

しかし、3回、ランナー2人を背負って、4番のビシェット選手にスリーランホームランを打たれ3点を先制されました。大谷選手はここでマウンドを降り、この試合2回と3分の1イニングで3失点の内容でした。
その後、ドジャースは2対4で迎えた8回、5番・マンシー選手のソロホームランで1点差に追い上げ、9回には9番・ロハス選手がソロホームランを打って土壇場で同点に追いつきました。

ドジャースは9回のウラに1アウト一塁二塁のピンチで前日に先発登板した山本由伸投手が大リーグで初めてリリーフとしてマウンドに上がりました。山本投手はデッドボールで1アウト満塁の大ピンチを迎えましたが、後続のバッターをキレのある変化球で打ち取り無失点で切り抜けて試合は延長に入りました。
山本投手はイニングをまたいで続投し、延長10回を打者3人で抑えると、打線は延長11回、2番・スミス選手のソロホームランで5対4と勝ち越しました。
そのウラも続投した山本投手は1アウト一塁三塁とランナーを出したものの、最後は得意のスプリットでショートゴロのダブルプレーに打ち取り、ドジャースはそのまま5対4で逃げきって球団初のワールドシリーズ連覇を果たし、9回目の頂点に立ちました。

























































