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写メ日記

全3件中1~3件を表示

善の投稿

女風セラピスト 善(ぜん)の日記

09/02 06:51 更新

返信が来た夜、初めての接客が決まるまで

既読がついたのは、翌日の午後だった。
通知を見た瞬間、心臓が飛び出しそうになった。
『優しく癒してくれる方を探してます』
短いけれど、僕には眩しすぎる言葉だった。

頭の中が真っ白になった。
「どう返せば…? いや、丁寧に、誠実に」
必死で言葉を選んだ。
『もちろんです。お時間のご都合はいかがでしょう?』

指が震えて、文字が打てない。
何度も打っては消して、やっと送信。
その数分後に返ってきたのは――
『今週末、大丈夫ですか?』

その瞬間、息が止まった。
スマホを握ったまま、しばらく動けなかった。
決まった…? 本当に…?
確認するように画面を何度も読み返す。
『はい、大丈夫です。ご希望のお時間を教えてください』
送ってから、心臓が早鐘を打ち続けた。

待ち合わせ時間の確認、場所の相談、すべて手探りだった。
ぎこちなく、でも誠実に。
相手は丁寧な女性だった。文面の優しさに、何度も救われた。
そして、決まった。
「今週末、初めての施術」
スマホを置いた瞬間、涙が出そうになった。
まだ何もしていないのに、もう報われた気がしていた。

でも、同時に、胃の奥が重くなる。
「できるのか? 僕に」
善、56歳。妄想の日々が続く、、、
この手で、誰かを本当に癒やせるのか。
その夜、眠れなかった。

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女風セラピスト 善(ぜん)の日記

08/30 15:55 更新

初めて来たDM…胸が震えた夜

スマホが震えた。
通知の「1」の数字を見た瞬間、胸が詰まった。
DMだ。僕宛ての、初めてのDMだ。

指が震える。
開くと、短い一文。
『初めまして。プロフ見ました。やっとDMおくれた。』

それだけで、目の奥が熱くなった。
やっとだ。やっと僕を見てくれた人がいたんだ。
返事を打つ指がもどかしい。変に堅くならないように、でも必死さがバレないように。
『初めまして。メッセージありがとうございます』
打っては消し、打っては消し、何度もやり直した。

でも、そのあとが続かない。
「どう返せばいい?」「いきなり施術の話は重いよな…?」
頭の中でシミュレーションを繰り返す。
結局、送ったのは当たり障りのない一文。
『いつがご希望ですか?』

送信ボタンを押した瞬間、心臓がバクバク鳴った。
返事は…来なかった。
夜が更けても、既読はつかない。

もしかして警戒されてしまったのかな?
あの短い一文が、僕の最初で最後のチャンスだったんだろうか。

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女風セラピスト 善(ぜん)の日記

08/26 13:47 更新

『56歳の挑戦』

今日もプロフィールを何度も書き直した。
「清潔感」「優しさ」「包容力」――そんな言葉で飾ってはみるけど、結局、56歳という数字は消せない。鏡を見るたびに、深く刻まれたシワと、腹に乗ったポニョが目に入る。正直、怖い。若い子には勝てない。いや、勝てるなんて思ってない。ただ、ひとりでも、俺を選んでくれる女性がいるなら、それだけでやっていける気がする。

様々なマッサージの経験はあるものの選んでもらえなければ意味がない。

だが虚しくも、今日の予約はゼロ。スマホを何度も確認したが、メールはこなかった。
「待ってます」って呟くことすら、必死さが出すぎてダサい気がして、指が止まる。
でも、言わなきゃ始まらない。年齢を理由に諦めるのは、簡単すぎる。
僕はまだ、女性の肌のぬくもりを覚えてる。いや、欲してる。

今夜は写メを撮り直す。カメラアプリを使えば、多少はマシに見えるだろうか。
でも、加工しすぎて実物と違ったら、会ったときに幻滅される。それが一番怖い。
だから、僕は僕のままで勝負するしかない。
56歳、善。年甲斐もなく始めたこの仕事で、まだ何も始まっていないけど、掴みに行く。
諦めたら終わりだ。ここから56歳 善の奮闘記がスタートする

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