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写メ日記

全41件中1~10件を表示

龍生の投稿

ドラゴンとアンドロメダと、光の切符

06/01 23:09 更新

昔むかし、
ひとりの男が、
静かに目を閉じた──

次に目を開けたとき、
彼はもう、“龍王”になっていた。
時間も場所も、何もかもが違う。
だけど、なぜかとても懐かしい空気が
肌にやさしく触れていた。

その午後、
風の吹くレンガ通りの片隅に
彼女は立っていた。
静かで美しくて、
どこか“自由”の匂いがした。

ふたりで小さな扉をくぐり、
窓辺の席に腰を下ろす。
静かな音楽と、あたたかな空気。
彼女が笑うたびに、
心の奥の何かが、
音もなく、ほどけていった。

やがて、ふたりは、
音楽と自由がやさしく抱きしめ合う空間へ。
そこでは、
言葉よりも深く、
手と舌と、目と鼓動が、
互いを語り合っていた。

夜は長く、甘く、
そしてどこまでも静かだった。
それは時系列のない時間。
ふたりだけの、
星の向こう側の物語だった。

そして、翌朝。
彼女は“星の切符”を手に、
旅立った。
誰かの期待でも、過去でもなく、
“自分の物語”を生きるために。

その背中は、
さみしさよりも希望に満ちていて、
ぼくは思った。
あの旅は、きっとまたどこかで
この龍王のもとに戻ってくる、と。

それは永遠じゃなくてもいい。
でも確かに、
ふたりの間に“光”はあった──

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ジョークと革命と、ワンダーランド

05/30 22:51 更新

雨が、静かに降っていた。
昨日から、何かが変わり始めていた気がする。
確かじゃないけれど、そんな“予感”だけが胸に残っていた。

出かける直前、ふと届いたメッセージ。
懐かしいような、でも見たことのない景色を連れてきた。

向かう先には、一人の女性。
恥じらいの中に、凛とした気配をまとっていた。
目を合わせた瞬間にわかった。
この人もまた、
どこかで痛みを抱えてきた人なのだと。

いつものように、
くだらないジョークを挟んでみた。
笑ってくれた。
たったそれだけで、
何かがゆっくりと、ほどけていくのを感じた。

触れた指先に、
長く閉じ込めていた気持ちが、そっと浮かびあがる。
まるで、
忘れていたワンダーランドの入り口に立ったようだった。

誰かの期待より、
自分の本音を信じてみる勇気。
それは、言葉にすることでしか手に入らない。

帰り道、雨はまだ降っていた。
でも、肌に当たるその感触は、少しだけ違っていた。
別れ際、
彼女の小さな仕草が、
「またね」よりも優しい未来を連れてきた。

そして気づく。
革命は、
いつだって、小さなジョークから始まる。
その一言が、心の奥に空いた小さな穴になって、
そこから、光が差し込む。

言葉にした瞬間、
世界は、ワンダーランドに変わる。

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道端と瞳と、千の空

05/29 23:37 更新

少し前のことだ
僕は ひとりで始めた
誰に見られることもなく
声もかけられず
道端の ほんの小さなスペースに立って
ただ、何かから逃げるように そこにいた

でも
いつの間にか
輪ができていた
何も言わなくても
心の温度が そっと寄り添うような
そんな不思議な場所になっていた

その中に
大きな瞳の
おしゃれで 明るくて 綺麗な
でも どこか 不思議で
髪の先まで光をまとうような
女の子がいた

彼女の声は
少し高くて
耳に残る心地よさがあった
笑うたびに、喉の奥が
なぜか ざわついた

ある日
彼女は黙って現れて
無言で柱を蹴っていた
その細い脚と
小さく丸めた拳が
やけに色っぽく見えたのは
僕の心に余裕がなかったせいかもしれない

怒っているようで
泣きたそうで
でも 誰にも何も言わなかった

「嫌なこと あった?」
そう聞いても
彼女は唇を噛んだまま
目を逸らした

帰り道の電車
彼女の肩が ふと触れた
その華奢な輪郭の奥に
彼女の孤独が、かすかに震えていた

「遠くから来たんだ、ひとりで」
そう教えてくれたその声が
とても近くて
僕の中に静かに沈んでいった

東京に
小さな身体ひとつで来て
不安と寂しさを
この街の夜で溶かしながら
誰にも気づかれない強さで笑っていたんだ

たぶん
あの場所に来ていたのは
寂しさを埋めたくて
誰かのぬくもりに 触れたかったんだろう

少しだけ
元気になった彼女は
それきり姿を見せなかった

…僕も本当は
あのとき
壊れそうな自分を
誰にも見せずに
ただ静かな場所を求めていた

あの場所は
寂しさと優しさと
ほんの少しの欲望が
混ざり合って
空に向かう前の
静かな交差点だった

風の噂で
あの仲間たちはそれぞれの空で
今、羽ばたいていると知った
僕も 自分の空を見つけて
自由になった

あの娘も きっと
どこかで誰かの夜を
優しく照らしているんだろう

僕たちは
あの時、あの場所で
たしかに 一緒だった
静かに でも
深く つながっていた

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帽子と茶色と、苦い砂糖

05/28 23:00 更新

あの頃、
仲間たちと笑いあった日々の隅で、
いつも少しだけ、距離を置いていた彼女。

帽子がよく似合って、
小柄な身体に、
透けるような茶色の瞳。

おとなしくて、
けれどその瞳の奥には、
誰も読めない深さがあった。

気づけば会わなくなっていた。
同じ場所で、違う方向を向くようになっていたから。

それでも──
季節が何度もめぐったある日、
「久しぶりに遊ばない?」と、あの子から届いた一通のメッセージ。

鼓動が跳ねた。
予想もしてなかった名前が、画面に光っていた。

会ってみると、
彼女は変わらず彼女のままで、
でも、大人びた雰囲気と洗練された仕草が
無意識に僕の目を惹きつけていた。

視線の隙間に、ふと香る色気。
言葉の合間に滲む柔らかさ。
指先の動きが、グラスの縁をなぞるたび、
どこかくすぐられるような感覚があった。

洒落た街のカフェで話すうち、
彼女が今、経営者としていくつもの事業を手がけていることを知った。

僕はまだ、会社という檻の中。
その差は、想像以上に遠かった。

でも、不思議と悔しさはなかった。

夜になって入ったレストランで、
彼女はワインを、僕は少し甘めのカクテルを頼んだ。

グラス越しに見つめられたとき、
ふと、肌の内側が熱を帯びた気がした。

そのお酒は、
子どもの頃にはわからなかった自由の味がした。
ほんのりと、苦くて甘い、
大人の夢みたいな味。

彼女は、軽やかに笑っていた。
決して誰かと比べず、
自分の“好き”を信じて選び続けた人の笑顔だった。

あの夜──
僕の心に、
誰にも気づかれず灯った火がある。

「自分のまま、生きていいんだ」
そう思わせてくれた彼女は、
もしかしたら、
夜に舞い降りた、帽子をかぶった自由の精だったのかもしれない。

ほんのり甘く、でも確かに苦い——
そんな砂糖のような記憶を、僕に残して。

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川と夢と、カセットテープ

05/27 22:12 更新

スマホに並ぶプレイリストに
見覚えのある音が流れていた。
指先がなぞるたび、
そのリズムが、どこか僕の鼓動に似ていた。

あの頃、僕が胸にしまった自由の音。
まるでカセットテープの中に記録されていたように、
そのメッセージが、彼女の中で再生され始めている。

いつの間にか、似たような音楽を選ぶようになっていた彼女。
その変化が、なぜか胸の奥を静かに揺らす。

言葉の節々からは
自由の香りがかすかに立ちのぼっていた。
ふとした仕草に、
触れたら壊れそうな、でも強くしなやかなものを感じた。

昔は見えなかったはずの、自分の輪郭。
それがいま、肌の内側から浮かび上がるように
くっきりと滲んでいる。

音楽と自由は、よく似ている。
さまざまな音が混ざり合っても
自分という軸がぶれなければ
そのすべては、自分だけの音になる。

川の流れに身を委ねるように
心のままに進んでいく。
そのまま溶けるように、
自由という名の海へ、たどり着く。

かつての自分は
心の声を押し殺し、
他人に合わせることが
「認められる」ための条件だった。

でも本当は――
まわりに合わせず、
自分の内なる声に
そっと触れることこそが、
自由への扉だった。

彼女は今、
その扉をゆっくりと、
指先で撫でるように開いている。

きっといつか、
人生を本気で楽しめる、ほんのひと握りの存在になる。
誰かの空を照らす、太陽のように。

6598

昼と夜と、薔薇の香り

05/26 23:01 更新

ある日
ひとつのメッセージが届いた

短くて
言い訳のない言葉だったけど
どこか、やわらかくて
ふれる前から なにかを知っているような
そんな温度があった

胸の奥で
なにかがふっと
ほどけていった

彼女の昼は、明るい
誰にでも愛される声
空気をほどくような笑顔
まわりから頼られながら
いつも 自分のことは少しあとまわしにしている

でも夜の彼女は
たぶん 誰も知らない顔をしていた

遠慮という名のやさしさで
言いたいことを飲み込んで
静かに、自分を閉じてきた人

優しくしたいだけなのに
あとからそっと
「ごめんね」って自分を責めてしまう

彼女は、まるで薔薇だった

遠くから見ると
美しくて、気高くて
誰もが惹かれるのに

近づいた瞬間
その肌には小さな棘があって
少しだけ、触れる勇気を試される

でもね
その棘は きっと
ずっと誰かから
心を守るためについていたものだった

香りは、ほんとうに甘くて
やさしくて
その奥に、すこしだけ ひそやかな色気がまざっていて

その手がふと触れたとき
無意識に 目を伏せたあの表情が
まだ 僕の指先に残っている

あのときのメッセージに
僕の想いがにじんでいたなら

「あなたのやさしさは
ちゃんと届いてたよ」

言葉にできなくても
伝えたかったのは それだけだった

それだけで、
ほんとうに、じゅうぶんだった

6598

日傘と星と、タロットカード

05/25 20:53 更新

星が降ってくる、
そんな感覚があった。

彼女から届いた最初のメッセージは
まるで夜空からまっすぐ
手のひらに落ちてきた光の粒だった。

そこには
「自由になりたい」という祈りと、
「いまを生きたい」という静かな決意が乗っていた。

表の自分と、本当の自分。

そのあいだで揺れてきた心が
自分のタロットカードを見つけたいと願っていた。

それはまるで
僕自身がかつて選んだ“自由”というカードと
静かに呼び合うようだった。

当日、目の前に現れた彼女は、
気品としなやかさ、
そして目を奪われるような静かな美しさを纏っていた。

でもその目の奥には
新しい体験にわくわくしている
子どものような澄んだ感性が
そっとゆれていた。

隠してきた自分を、
そっと手渡すように。

その所作や、ふとしたまなざしの中に
たしかな“ゆだねる勇気”が宿っていた。

そして、僕たちは静かに触れあった。

ぬくもりが重なり合いながら
言葉よりも深く、
呼吸のリズムで心が近づいていく。

ふとした吐息の重なりが
空気をすこし甘くする瞬間――

それは、誰にも見せたことのない
“感じる自分”を迎え入れる時間だった。

夜が更けるころ、
ふたりのあいだに降りてきたのは
言葉のいらない静けさだった。

肌の温度と、指先の記憶と、
そのすべてが、音のない余韻として
胸の奥に残っていた。

彼女は
もう自分のカードを見つけていたのかもしれない。

誰かに従うためではなく
自分をやさしく受け入れるという選択。

“誰かのための私”ではなく、
“私のままで生きる”という
小さくて強い一歩だった。

帰り道、雨が降っていた。

大きな日傘をさして、
ふたり並んで歩いた。

肩がふれて、手がふれて、
その余韻に、まだ身体がほどけていた。

ふと空を見上げると
まだ星は、ちゃんとそこにあった。

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アイドルと精霊と、ミルフィーユ

05/23 23:38 更新

帰り道ばかり見つめていた頃、
ひとつのカフェで、彼女に出会った。

小柄で、笑顔の似合う人。
指先から伝わる空気に、
どこか芯の強さが潜んでいた。

軽やかに場を歩き、
言葉の奥に、夢と計画の匂いがした。
その奥で、まだ見ぬ欲望が、
静かに呼吸しているようにも思えた。

しばらくして、
大きなホールのステージで、
彼女が踊り、歌う姿を見かけた。

揺れる髪、しなやかな動き、
まばゆい光の中で
身体ごと、何かを解き放つようだった。
あの夜の空気は、
少し甘く、熱を帯びていた。

その後、また静かな場所で、
ミルフィーユをひと口頬ばりながら、
幾重にも重ねてきた自分の層を、
そっと見つめ直しているようだった。

眠らせていた声たちが、
少しずつ目を覚ましはじめていた。

季節が巡り、
ふと目にした動画の中に、彼女がいた。

楽しそうだった。
迷いのない瞳で、まっすぐ未来を見ていた。

あの日見つけた、自分だけの精霊。
その声に、ようやく耳を澄ませて
自由に羽ばたいたのだろう。

自分に還ること。
それは、いちばん遠くて、いちばんやさしい旅。

今日もどこかで、
誰かが小さな羽根を広げている。

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笑みと扉と、ハレー彗星

05/22 23:02 更新

ひとつの誘いだった
「映画を観に行かない?」
それだけの言葉が、思いがけず
新しい風を連れてきた

彼女は迷いなくうなずいた
孤独を抱えた笑顔の奥に、
どこか透き通るような無防備さがあって
年齢の境界線は、そっと消えていった

スクリーンの中では、
ひとりの少女が
山奥で不思議な扉に出会い
そこから世界が静かに崩れはじめる

それでも彼女は歩いた
壊れゆく景色の中を
小さな希望だけを頼りに

観終わったあと、
夜の街に揺れる灯のもとで
ふたり、少しだけ心をくすぐるように
グラスを重ねた

実はあのとき、
僕の中にも大きな影があった
そして彼女もまた、
言葉にはならない不安と
静かに向き合っていた

だけど彼女の目は、
かすかに震えながらも
確かに“これから”を見つめていた
まるであの少女のように――

その姿が、
どこかで乾いていた僕の心に
やわらかな水を落としていった

未来の自分が、
過去の自分にそっと伝えてくれる
「だから、大丈夫」って

苦しみの先には
希望の扉がちゃんとある

そして今も、ふと思い出す
あの夜、心に残った笑みのぬくもりを
まるで――
ハレー彗星の軌道のように
一瞬で、深く、
僕の空を変えていった

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シャッターとノイズと、ハッピーターン

05/21 23:38 更新

“写真、撮ってみませんか?”

そんなメッセージが届いたのは、
遠く離れた街で、
自分の気持ちにふたをしながら、
ただ毎日をやり過ごしていた頃だった。

どこか夢のような誘いだったけれど、
“面白そう”という気配に、
少しだけ心がゆるんだ。

静かな公園で待っていたのは、
小さくて可愛らしい、カメラを抱えた彼女。

撮られるのは初めてだった。
でも、彼女のレンズ越しの僕は、
いつもより呼吸が深くて、
ほんの少し、素直だった。

シャッターが切られるたびに、
心の中のノイズが、ゆっくりと消えていく。
ふとした仕草や視線の熱まで、
すくい取られていく感覚が、心地よかった。

その日を境に、
自分の輪郭が少しだけ、はっきりと見えるようになった気がした。

彼女の写真には、
柔らかい静けさと、
どこかあたたかい余白があった。

数か月が経ち、
僕はようやく願いを叶え、
あの街を離れることになった。

深夜のバス。
彼女は、夜遅くにもかかわらず見送りに来てくれた。

別れ際、手渡されたのは、
少し湿った袋のハッピーターン。
飾り気のない、彼女らしいお土産だった。

あんなにもおいしくて、
あんなにも優しい味があるなんて――

あの夜、
僕の中の何かが、確かにほどけていった。

シャッターに刻まれた静かな時間と、
ノイズの消えた心。
そして、ハッピーターンのあたたかさ。

それは今も、僕の中で
静かに、生き続けている。

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