今日は、セラピストとは別に勤めている
介護の仕事での出来事を書こうと思います。
介護職として、利用者さんの外出に付き添う
「移動支援」に入った日のことです。
その日は10時に出発する予定でしたが、
出発直前にトイレへ行きたいと希望され、
乗る予定だったバスには間に合わず、約30分遅れての出発になりました。
必要なことなので急かさずに待ち、
準備が整ってから一緒にバスへ🚌

バスに乗られたものの、
利用者さんから行き先や目的についての言葉はほとんどなく、
そのまま京都駅方面へ向かいました。
到着してから、何をして過ごしたいのか尋ねると、
返ってきたのは、
「寺……」
という一言。
行きたいお寺が決まっているわけではなかったので、
そこから希望を一つずつ確認していきました。
静かにゆっくり過ごしたい。
お金のかからない場所がいい。
外の境内を歩くより、お堂の中で座りたい。
以前に行った場所ではなく、別のところがいい。
条件が少しずつ分かってきた一方で、
候補を提案するたびに「ほかのところ」と希望され、
十数か所まで候補を広げながら探すことになりました。

時間はかかりましたが、
最終的には利用者さんが納得できるお寺が見つかり、
市バスと地下鉄を乗り継いで向かうことができました。
到着後、境内のベンチに座って
ゆっくり休んでおられる姿を見た時は、ほっとしました🍵
その後、帰り道に別の場所へ立ち寄りたいという希望も出ました。
ただ、ご自宅へ17時に到着する必要があり、
歩くペースや乗り継ぎ時間まで考えると、
安全に寄って帰れる余裕はありませんでした。
相談した結果、この日は寄り道をせず、
そのままご自宅へ帰ることになりました。

今回の移動支援を通して、改めて感じたことがあります。
移動支援の日が事前に決まっている場合は、
「どこへ行きたいか」
「そこで何をしたいか」
「第一候補が難しい場合はどうするか」
このうち一つだけでも、あらかじめ利用者さんと支援者の間で
共有しておくことが大切なんやと思います。
予定を決めることは、
その人の自由を縛るためではありません。
予定外のことが起きても、
本当にしたかったことを楽しむ時間を残すためです。
気持ちは、その日の朝や移動中に
初めて浮かぶこともあります。
だからこそ支援する側も、
答えやすい二択を用意したり、写真を見せたりしながら、
希望を言葉にしやすい工夫をしていく必要があると感じました。
これは、セラピストとしてお客様と過ごす時間にも
少し通じるところがあります。
ただ、お客様に
「全部決めてから予約してください」という意味ではありません😊
何も決まっていなくても大丈夫です。
ゆっくり話したい。
静かに過ごしたい。
身体をしっかり休めたい。
一番大切にしたいことを一つ教えていただければ、
その希望のために時間と準備を整えられます。
まだ分からない時は、
こちらから選びやすい形で候補をお出しします。
その日の気持ちを一緒に探していくことも、
大切な時間の一部やと思っています。
いつも希望や気持ちを伝えてくださる皆さま、
そして大切な時間を預けてくださる皆さま、
本当にありがとうございます。
🌪️ビューン🪶














































































