世界の皆さん、こんにちは🌎
今日は6月13日、「万年筆の日」です。
1809年、イギリスで万年筆に関する特許が取得された日なのだそうです。
デジタルが当たり前の時代に、インクで文字を書くという行為は、少しだけ特別なものになりました。
万年筆の書き心地は、ボールペンや鉛筆とはまったく違います。
紙に触れる角度、筆圧、インクの流れ──すべてが書き手の癖をそのまま映し出す。
きれいな字でなくてもいい、正確でなくてもいい。
そのときの感情や迷いさえも、線の揺れとして紙に残るところが、僕は好きです。
画面に打つ文字は均質だけれど、ペン先が走る音はたったひとつのもの。
だからこそ、誰かのために手紙を書くとき、自然と万年筆に手が伸びるのかもしれません。
今日は、言葉を”綴る”ことの意味を、もう一度思い出してみたい日です。
