幼い頃は、どんなことがあっても次の日にはケロッとしていた気がします。
嫌なことがあっても、不安なことがあっても、やる気が出ない日が続いても、寝て起きれば全部リセットされていたように思います。
でも今は、嫌なことがあると数日引きずってしまったり、誰かの一言で一喜一憂したり、そんな自分に疲れてしまう瞬間もあります。
「昔のほうが楽だったな…」なんて思うこともあります。
けれど、それってきっと心が成長している証なのだと思います。
昔は気づけなかった感情を感じられるようになり、嬉しい気持ちだけではなく、苦しい気持ちにも寄り添えるようになる。
人はプラスの面だけじゃなく、マイナスの面でも成長するものなのだと、思っています。
マイナスの成長は決して悪いことではなく、むしろ大切な変化なんですよね。
だってその分、誰かの痛みや弱さにも気づけるようになっているのだと思うから。
そんな自分のことを、少しずつでも好きになれたらいいなと感じた一日でした。

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