カレーが好きです。
セラピストの仕事を始めてから、出勤日は「香辛料系は厳禁」ということで控えるようになりましたが、その反動なのか、休日に食べる機会はむしろ増えました。
特に、本場のスパイスが利いたものが好き。
とはいえ、いわゆる“本場のインド料理”とは少し趣を変えて、日本人の口に合うようにカスタマイズされたお店も多いと聞きます。
(いわゆる“インネパ系”ですね)
私が足しげく通うお店がその分類に入るのかは分かりませんが、それでも、普段とは違う香りや風味に触れるたび、異国の風を感じ大いに堪能しています。
そんな中、新規開拓した一軒にて——。
店内は、私以外のお客さんがすべて現地(と思われる風貌)の方。
完全アウェーな空気に少しビビりながら(笑)、いつも通り、好きなマトンカレーを注文しました。
そして一口。
…あれ、何かが違う。
味が、とても優しいんです。
香辛料やスパイスが控えめなのか、見た目の迫力とは裏腹に、刺激が少ない。
正直に言えば、「カレーらしくない」と感じたくらい。
でも、不思議と手が止まらない。
刺激はないのに、どんどん食べ進められる、穏やかな味。
そういえば、注文のときに
「辛さはどうしますか?」
と聞かれなかったな、と、あとから気づきました。
まるで、体に優しい日常のおかずのようなカレー。
(なるほど、日常食だからこそ、周りのお客さんも“ネイティブ”な方ばかりだったのかもしれませんね)
こういうのも、いいなと思いました。
派手さはないけれど、飾らない。
気づけば、心がすっと落ち着いている。
——なんだか、僕みたいだなぁ、なんて(笑)
というわけで(?)
優しさ成分多めのひとときを過ごしたいときは、ぜひ僕を呼んでください。
…と、「食べたカレーがおいしかった」
ただそれだけの話でした。失礼しました。
ヨシヒコ

追伸①
スパイス・刺激多めをご希望の方も、オプション対応可能ですのでぜひ。
追伸②
カレー好きの方がいらっしゃいましたら、今度ご一緒しましょう。