男性がふと「可愛い」と口にする時、
それは単なる褒め言葉では無いんです。
2人の呼吸の中で相手を見つめながら出るその一言にはいくつもの感情が秘められています。
ひとつは安心と愛着。
その瞬間、心が繋がっていると感じている証。「一緒にいられる」という温度を確かめている。
そして包みたい・独り占めしたい気持ち。
無防備な顔や仕草を見て「この表情は自分だけのものだ」と思わず心が動く。
優しさと独占欲が入り混じる、少し危うい感情。
自分の興奮を高めるための言葉でもあり、感じたままを声にすることで目の前の熱をよりリアルに味わおうとしている。
最後の「可愛い」…
それは心がほどけた時に出る言葉。
「好き」や「綺麗」よりも素直で
それでいて“あなたが愛おしい”という想いをいちばん自然に伝えられる言葉。
つまり「可愛い」は
本能と愛情のちょうど真ん中にある言葉。
欲でも理性でもなく心が素直に動いた瞬間にこぼれる本音なんです。


















































