世界の皆さん、おはようございます🌏
今日は満月、そしてスーパームーンです。
晴れて綺麗に見えるといいですね🌕
月と言えば、
月読尊(ツクヨミ)という神をご存知でしょうか?
「名前は聞いたことがある」という方は多いかもしれません。
日本神話の中で、
黄泉の国から帰ったイザナギが禊をして誕生した神々。
・天照大神(アマテラスオオミカミ)
・月読尊(ツクヨミ)
・素戔嗚尊(スサノオノミコト)
三貴子(みはしらのうずのみこ)と呼ばれる存在たちです。
その1人がツクヨミであり、月と夜を司る神と言われています。
記紀の中でアマテラスとスサノオは活躍する場面も多いですよね。
この2人の神を祭祀としている神社は国内で数万と言われています。
ところが、ツクヨミに関しては神話の中でもほとんど登場せず、祭祀としている神社も数十程だそうです🤔
その理由については諸説ありますが、施政者による祭神の書き換えが有力と言われています。
記紀が編纂された時代は壬申の乱の直後。
持統天皇とその後見である藤原不比等は、
はじめて編まれる正式の国史である日本書記。
より簡易に施政者一族にとって都合がよく心地のいい読み物としての古事記。
この2つにより、持統天皇の権威を確固たるものにしようと考えます。
そのため、女帝である持統天皇の姿を最高神アマテラス(太陽の神)に託したのです。
ざっくり言うと、その対となる月の神であるツクヨミの存在は薄められたということですね。
史実はいつだって勝者が作ります。
でも、自分の史実は自分だけのもの。
お月様を見て、皆さんが感じることはどんなことでしょうか?
歴史のミステリー、消された神ツクヨミに思いを馳せてみるのも、また一興かもしれませんが、
その神秘的な白い光に
自分が抱えている悩みや不安、
スーッと消えていくような感覚を得るときがあります。
その奥に少しだけ灯り出す安心感。
僕はあなたのことを思い出すかもしれません。
それでは、よい1日を😉
世界