友達がいるすばらしさ
心身不調の低減
『FRIENDSHIP(フレンドシップ) 友情のためにすることは体にも心にもいい』という本では、友情は「死亡リスクを45%下げる」「鬱の予防になる」とあります。
たしかに、ざっとネットを調べるだけでも、友人や知人との交流が健康に良いという情報がたくさん出て来ます。
細かい数字はさておき、ひとまず友情は心身に良いとしましょう。
友達をつくる方法
勇気をもって自分から声をかける
小学生のときは、待っていれば自然と友達ができたかもしれません。しかし大人になってから友達を作るには、自分から良いなと思った人に声をかけ続ける必要があります。
大人になってから自然に友達ができる事はほぼありません。友達作りには努力が必要です。
そこで勇気をもって人に話かける必要があります。
自分のもろさを見せられる
人というのは、弱い部分から相手に愛着を持ちます。ですから自分の弱い部分も見せられる人は友達ができやすい傾向にあります。
逆に自分の弱みが見せられず、ひた隠しにしてしまうと友達ができにくい傾向にあります。
ただし自分から弱さをアピールする必要はありません。聞かれたら言う、弱さを隠し過ぎないという意識が大切です。全く弱さを見せないと深い友情を築くことはできません。
気前をよくするが、与えすぎない
気前の良さとは、見返りを求めず相手に与えることです。例えば、割り勘の際は端数をちょっと多く出したり、車を出してくれた友人にガソリン代を渡したり、そういった事です。
このように気前よく与える人の方が友情を育みやすい傾向にあります。
ただし、自分が苦しくなってしまうほどに与えすぎる必要はありません。『GIVE & TAKE「与える」人こそ成功する時代』という本でいうところの、「自己犠牲で相手にギブするのはNG」ということです。
あくまでも自分が気持ちよくやれる範囲で相手をもてなしましょう。
定期的に集まるグループに参加する
「単純接触効果」と言って、ある人や物に何度も接するうちに、だんだん好きになったり好印象を持ったりする心理的な作用があります。
一回きりの場所よりも、学校などで定期的に何度も会える場所の方が友達を作りやすいわけです。
大人になってから友達を作ろうとするのなら、近所にあるカフェやジム顔なじみになったりする方法があります。
そして気に入った人がいたら、勇気をもって自分から声をかけましょう!
また、すでに仲の良い友達がいるのなら、定期的に会って仲の良さをキープすることも大切です。
「自分のニーズ」も「相手のニーズ」もどちらも優先させる
自分も相手も楽しい状況を作ろうということです。
SNS等でトークテーマを決めてオフ会を開けば、興味がある人が集まりますから、お互いのニーズが合致した状態に持ち込めます。
友達の成功を心から喜べない場合は友達関係を見直す必要がある
友達が多い人は、友だちの成功(結婚、昇進など)を心から喜ぶ傾向にあります。
一方で、友達が少ない人は友達の成功に嫉妬したり、嫌悪する傾向にあります。
基本的に友情というものは一緒にいて楽で気分が良くなるものです。嫉妬したりして気分が悪くなるのなら関係を終わらせた方が良いでしょう。
とはいえ、これは程度の問題もあります。自分が結婚していなくても、本当に好きな友達が結婚した場合、焦る気持ちがある一方で祝福する気持ちもあるでしょう。
正負の感情の差し引きで、お互いにラクなら交友関係を続けましょう。
最後に
皆さんが健康で幸福であれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。