大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が21日、ツインズ戦にシーズン後半戦で初めてとなる投打の二刀流で出場し、投手としては、復帰後最多の46球を投げて3回を1失点にまとめ、打者としては3試合連続のホームランを打ちました。
オールスターゲームのあと3連敗のドジャースは21日、本拠地のロサンゼルスにツインズを迎えての3連戦が始まり、大谷選手はシーズン後半戦初めてとなる投打の二刀流で出場しました。
ピッチャー復帰後6試合目となった先発のマウンドでは、1回にツインズの先頭打者、バクストン選手に復帰後初のホームランを打たれましたが、その後は、キレのある変化球と150キロ台後半のストレートで三振を奪うなどして追加点を与えませんでした。
大谷選手は、前の登板と同じ3回を投げて打たれたヒットが4本、フォアボールが1つ、3奪三振という内容で、ストレートの最速は159.4キロでした。
一方、バッティングでは前の試合に続き2番に入り、先制点を許した直後の1回、ノーアウト一塁の場面で高めの変化球を振り抜き、センターへ35号の逆転ツーランホームランを打ちました。
大谷選手のホームランは3試合連続で、打球速度182.4キロ、飛距離は134メートルでした。
大谷選手のホームランでリードを奪ったドジャースは3番・スミス選手が2打席連続のソロホームランを打つなど得点を重ね、5対2で勝ち、連敗を「3」で止めました。
大谷選手は4打数1安打2打点でした。
