おはようございます。
セラピストをしている僕から、今日はちょっと“からだとこころ”の不思議なお話を。
性感マッサージの時間って、
「気持ちよさ」が主役に思えるかもしれません。
でも実は、
気持ちよさの入口にあるのは “リラックス” なんです。
緊張していると、感じにくくなる
はじめての場所、
はじめて会う人、
はじめての体験。
どれも不安や緊張を呼びやすいものですよね。
緊張していると、
呼吸は浅くなり、
体もこわばって、
頭の中では「どう見えてるかな」「これで合ってるかな」って思考がグルグル。
この状態だと、
身体の感覚に意識が向きにくくなって、
快感や心地よさを受け取る力がちょっと弱まってしまいます。
リラックスがスイッチを入れる
では、リラックスするとどうなるのか。
呼吸が深くなり、
肩の力が抜けて、
「今、ここ」に意識が戻ってきます。
人は安心したとき、
“副交感神経”というリラックスのスイッチが入ります。
すると、体が「感じる」モードに切り替わって、
肌の感度が上がったり、
心も開きやすくなってきます。
この状態が、
気持ちよさをしっかり受け取るための準備なんです。
だから、僕は“緊張をほどく”ことから始めます
僕がお会いする時に一番大切にしているのは、
その人が少しずつ安心できる空気をつくること。
言葉のテンポ、
距離の取り方、
声のトーン、
肌に触れる速さや強さ。
ぜんぶ、“リラックスしてもらうため”に組み立てています。
焦らなくていい。
頑張らなくていい。
どんなに身体がこわばっていても、
どんなに不安そうにしていても、
ゆっくり、ほどいていけば大丈夫です。
感じるって、“受け取ること”
性感って、何かを“される”ものじゃなくて、
心と体をゆるめながら
気持ちよさを“受け取る”ものなんじゃないかなと思っています。
だから、
まずは「気持ちよくなろう」としなくても大丈夫。
それよりも、
ちょっとホッとできる瞬間を
一緒に少しずつ増やしていけたら嬉しいです。
次に会うとき、
少しだけ深呼吸してみてくださいね。
あなたの“感じる力”は、
ちゃんとそこにあるから。
それを開いていくための時間を、
僕は大切にします。