世界の皆さん、こんにちは🌎
今日は「国際ジンベエザメの日」。
8月30日は、世界最大の“魚”であるジンベエザメの保全を考えるために設けられた日です。
大きな体なのに性格はおだやかで、口を開けてプランクトンや小魚をこしとる食べ方をします。
体の白い斑点模様は個体ごとに違い、星座のような点の並びが“指紋”の役目を果たして、写真から誰なのかを見分けられる——このしくみが、研究や記録にも役立ってきました。
いま海の現場では、回遊ルートの変化や混獲、船との接触などが心配ごととして語られます。
一方で、観光での観察ルールづくりや、世界各地での保護指定、写真投稿による市民協力のデータが増え、ジンベエザメの出入りや季節の傾向が少しずつ地図に描かれてきました。
海と人が無理なく隣り合うやり方を選び続けるための日としても受け取れます。
広い海のどこかで、斑点の列がゆっくりと波に揺れている。
その姿を思い浮かべるだけでも、人の時間は少しゆるやかになります。
派手なスローガンでなくても、気づきや記録が集まれば、海の明日を守る道具となります。
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