モラトリアム(moratorium)という言葉があります。
直訳すると「一時停止」や「猶予期間」。
心理学では「子どもと大人の境界にいる揺らぎの時間」とも言われています。
大人になっていく過程で、自分らしさやアイデンティティを探すための、小さな休憩地点のようなものと言えばよいでしょうか。
そうした“モラトリアム”を経て、大人になった(はず)の私たち──
30代、40代と年齢を重ねるほどに、「落ち着き」「余裕」「責任」「成熟」なんて言葉が背中に貼りついてくる気がします。
いい歳なんだから、ちゃんとしなきゃ、的な。
そう思うし、言われがち。
でも、ね。
ほんの少しだけ立ち止まりたくなるときもあるはず。
何も考えずに楽になりたい日も。
ちょっとくらいハメを外して、肩の力を抜きたい夜も。
大人になってももう一度、いや、定期的に「猶予期間」があってもいいと思うのです。
貴女にとっての“モラトリアム”は、どんな時間ですか?
その答えのひとつが、私と過ごす時間であれば──
「永遠の20歳」ヨシヒコより
(ちがう、そうじゃない笑)





























