今年はお湿りの多い関東の秋です。
北陸の方に赴く時、こんな気候が多いイメージがあります。
雲の厚みというか、地上の空との距離がとても近く感じられます。
この時期というと気持ちの空くような白日が多いエリアではありますが、こんな曇天の降り注ぐ日々に通りすがらの山麓に見る彼岸花と鶏頭の発色は、無重力に網膜を刺激します。
打ち上げ花火の絵葉書のような彼岸花。
ベルベッドに輝く瘡蓋のような深紅の鶏頭。
霧雨とそこに響き渡る暗騒音に、ふと足を止めて無心になります。
こんな秋も悪くないなと。
そんなことを思いつつ、…いやいやそんな悠長にしてる場合ではないぞと正気に返りながら内股でそそくさと公衆トイレを探すトレッキングロードでした。
(そっちかーい)
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