世界の皆さん、こんにちは🌎
今日は「焼き肉の日」。
“や(8)きに(2)く(9)”の語呂あわせから生まれた記念日です。
残暑で少しばて気味でも、網の上に油が落ちて火がふっと立つ瞬間、食欲のスイッチが入る人は多いはず。
煙のむこうで肉が反って、表面に小さな肉汁が浮く——あの合図は何度見てもわくわくします。
僕は、焼き肉の楽しいところは「焼く」「待つ」「分ける」をみんなで回すところだと思っています。
トングを受け渡す手、焼き加減を見守る目、皿をさっと前に出す気づかい。
塩で行くか、タレで行くか、白ごはん派か、飲み物で合わせるか——どれも正解で、違いが会話の火種になります。
最初のひと口は、厚みのある一枚を短く休ませてから。
余熱が中まで入ると、噛んだときの音も香りも落ち着きます。
レモンの酸味で脂の重さが抜ける瞬間、海苔の香りをごはんが受け止める瞬間、テーブルの上にそれぞれの「うまい」が並びます。
同じ火を囲むと、席の距離がすっと近くなる。
大事な人達と共に、そろそろ夏の出口をくぐります。
世界
