稼げるセラピストになる為にいろいろ調べましたが、違ったジャンルの知識となってしましました

ですが、共通点も多くあるのではないかと考えてます！

 

 

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『フリーランスのセラピストになったは良いけど、中々稼げない』

『本業の合間に副業でやり始めたけど、思ったより収益に繋がらない』

そんな方は是非今回のコラムを読んで、セラピストとしての稼ぐ力UPに繋げていきましょう

①ヒアリングスキル

ヒアリング&カウンセリングは一番大切です。

セラピストは人の悩みを解決するお仕事。

悩みを解決するにはまず『聞く事』が超大事です。

ヒアリングのポイントとして、

・聞く時の姿勢(お客様の方に耳を向けているか)

・うなずき(聞いているよというアクション)

・共感とねぎらい

・相手の話をさえぎらない

・最後に、伝えておきたい事や分からなかった事はないか確認する

私の場合、聞く姿勢はお客様に対してやや斜めを向いて耳を傾けるような姿勢、腰を低くする為にやや猫背気味にしています。

共感する時は、やや目を細めて「辛かったね…」といった表情で伝える。

問診票の内容を全て聞いてから、再度「ここまでお話しして他に気になる点やお話ししておきたい事はありますか？」と聞く。(親切丁寧さを伝える&他に聞き漏れがないように)

反対に、カウンセリングでセラピスト側ばかりが話してしまう。問診票ばかり目を向けていて、お客様の表情を見ていない、うなずき、ねぎらい・共感が無いセラピストはきっと売れません。

皆様は病院やクリニックのGoogleクチコミを見た事がありますか？

実は病院のクチコミって思ったより低いんです。その理由の多くが、患者の話を聞けていない、ねぎらい・共感が不足している、無愛想である事が挙げられます。

お医者様は多忙な中、日々診察に明け暮れているので仕方が無いのかもしれませんが、私達セラピストはそうならないように気をつけなければなりません。

ちなみに私は声のトーンも地声よりも少し高めにしてお客様と話すようにしています。(男性はおすすめです)

②身だしなみ

身だしなみ、つまり「見た目」は超大切です。

(技術以上に大切と思っています。)

皆様は『メラビアンの法則』を知っていますか？

メラビアンの法則とは、人と人とのコミュニケーションにおいて、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%のウェイトで影響を与えるという心理学上の法則の１つです。

視覚情報、つまり見た目だけで50%以上も影響があるのです。

見た目といっても、美人だとかイケメンという事だけではありません。

・髪型、髭

・服装

・臭い(特に口臭)

上の3つで無駄なマイナスポイントを付けられないようにしましょう。

売れているセラピストを見ていても、その多くが身だしなみに力を入れています。

反対に、髪型に頓着が無い、髭の剃り残しがある、タバコや汗の臭いがする(絶対ダメ)、服が汚れている、このようなセラピストはどんなに知識技術があっても売れるのは難しいでしょう。

講習会やオフ会で多くのセラピストと対面していますが、第一印象で「この人は売れるだろうな」という事が分かります。(偉そうですみません)

反対に「この人は結構厳しいなぁ…」という方もいるので、無頓着な方は周りの人に毎日チェックして貰いましょう。

③クロージングスキル

売れないセラピストの多くがクロージングで失敗しています。

クロージングとは、次回予約・コース成約などに繋げる事を指しますが、人が良かったり、職人気質な人ほど、クロージングが苦手な傾向にあると思っています。

クロージングのコツは【3つのS】です。

①シンプル(simple)

→分かりやすく簡潔に

②ショート(short)

→話しすぎて回りくどくしない

③ストレート(straight)

→率直に伝える

この3つのSを意識しましょう！

私はこの3つのSを意識した上で、通って欲しい期間、頻度、費用をサクっと伝えています。

クロージングが説得にならないようにしましょう。あくまで最終決定はお客様です。

④タッチ・触察のスキル

セラピストは人の体に触れる仕事です。

その為、身体に触れる時のタッチは超大切。

美容師に切れないハサミで切られたら嫌なのと同じで、いきなり筋肉に対して圧を加えると防御収縮が働くのでNGです。

初心者ほど、ついつい硬くなっている筋肉に意識をしがちですが、その手前には筋膜や脂肪組織、皮下組織、真皮、表皮(一番表の皮膚)が存在します。

必ず優しいタッチで表皮から触れましょう。

付け加えて、手の温度も大切です。

手の温もりは安心させる効果やそれに伴った副交感神経を優位にする作用があります。

反対に冷たい手で触られたら、びっくりして固まりますよね？

冬の寒い時期はお客様に触れる前に手を温めておく事を推奨します。

そして身体に触れる以上はある程度の触察スキルを養いましょう。(医師では無いので触診というワードは控えています)

・何という筋肉でどこに付着するのか？

・ここには何の神経、血管が走行するのか？

・骨と軟部組織を触り分けれているか？

ココが分かると施術中、お客様へ説明する時の信頼度が違ってきます。

反対にリラクゼーションやマッサージでは、強く押圧しすぎて、椎骨横突起や下部肋骨の骨折などを起こしてしまうケースがあります。訴訟問題になりますので絶対に気を付けてください。

この様な事例を避ける為にも筋肉の硬結(コリ)と骨の突起部は必ず触り分けれるようにしましょう。

まずお客様を悪くしない事が大前提です。

ちなみに私はスラスト法(ボキボキ整体)は絶対に行いません。

⑤解剖&運動学、レッドフラッグの知識

整体やリラクゼーションを希望するお客様の多くが身体(フィジカル)に悩みを抱えています。

その為、解剖学や運動学の知識は必要不可欠です。

理学療法士、柔道整復師、鍼灸師の国家資格を取得していれば専門学校で最低3年間みっちり勉強しますが、国家資格を持たないセラピストは自主的に勉強をする必要があります。

勉強方法は専門の書籍が一番コスパが良いです。

まずは簡単な書籍、レベルに合っているものを選びましょう。

その他にはスマホアプリがオススメです。

私の使っているのは「ヒューマンアナトミーアトラス」というアプリですが、骨・筋・内臓・神経・血管が3Dで見れるので非常に分かりやすく、各関節運動のモーションも再現してくれます。

3000円ほどしますが、買い切りでコスパを考えたら全然合うため、購入をお勧めします。

加えて、整体院やリラクゼーションサロンにはヘルニアや脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症など、適応範囲を超えた悩み(レッドフラッグ)を抱えてくるケースもあります。自分が対応できるラインを見極めて、疑わしい場合は病院への受診を促すなどの対応をしましょう。

なぜ本コラムでこの様な事を書いているかですが、私の経験として、過去に椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症で病院を紹介し手術適応になったお客様が感謝・信頼してその後も継続的に来店してくださるからです。

強い信頼関係を構築したお客様はたとえ身体の悩みが解消されてもメンテナンスとして継続的に来店してくれます。

その為、売上アップに繋がるという事です。

基本的に民間資格は不要！

私個人の考えですが、稼げるセラピストになる為には、民間資格はほとんど不要です。

プロフィール欄に聞いた事ない民間資格がズラズラ載っていても、お客様は分かりません。

つまり、セラピスト側の自己満です。

あえて言ってしまうと、腸活〇〇、リンパ〇〇、骨格〇〇とかです。

個人的には資格は持っていても載せるのはせいぜい2〜3個くらいにしておくのが妥当かと思います。

個人的にあるとオススメな資格・スキル

整体系サービスとの親和性が高いサービスを紹介します！

(組み合わせると売上アップに繋がります)

①栄養学・ダイエット知識

整体やサロンには肥満で悩まれている、もしくは肥満や栄養状態が原因で悩みに影響している方も来店されます。

その為、栄養学やダイエットにまつわる知識を持っているとそれだけで信頼関係が構築しやすくなります。

また、ダイエットメニューを用意しておくと売上アップに繋がります。

ポイントとしては、お客様に「○○さんは太っているのでうちの○○ダイエットで痩せませんか？」と言うような事は絶対オススメしません。(ショックを受ける可能性がある為)

『ダイエットメニューもあるんだ~』と知って頂けるような施策、例えば店内の掲示物やHPへの記載でOKです。

ダイエットを成功させるのは、相手のタイミングが重要です。なので、施術中のトークではあくまでジャブを打つ程度に留めておく。

その上で、ダイエットメニューについて聞かれた時が勝負のポイントです。お客様に合わせた説明でメニューへ繋げていきましょう。

私が栄養学やダイエット知識をつける為に行った学習方法は、書籍です。

インフルエンサーが執筆している書籍や、たったこれだけで痩せる！みたいな書籍ではなく、専門家（医師や博士）が論文や研究をもとに書いた書籍がオススメです。(本の最後に引用元が載っています)

なので、高額なセミナーなどは一切必要ありません。

②自律神経系の知識やカウンセラースキル

現代は情報にまみれた明らかなストレス社会です。

セラピストをしている方であればお分かりかと思いますが、色々なお悩みを抱えている方の多くが自律神経系の不調も併発して抱えております。

痛みは心理・社会的な要因から発生する要素も高いので、心理カウンセラーとしてのスキルはセラピストとしても大いに役立つかと思われます。

③ピラティス

私が整体と並行してピラティスをしているというのもありますが、メリットとしては、

・サービスとしての親和性が高い

・整体（徒手療法）で解決が難しいお悩みに対しての改善が期待できる（腰痛治療のエビデンスを見ても運動療法の効果が1番高い）

・動きながら評価もできる（セラピストとしての眼が養われる）

・整体と違って卒業がない＝LTVが上がる（運動は一生続けたほうが良いから）

反対にデメリットとしては、独学での習得が難しく、養成コースに受講する必要があるという事です。費用は団体によってですが、マットピラティスであれば20〜30万円くらいが相場であると思います。

ただ、一回身につけてしまえば、一生使えるスキルなので、本気ならコスパは悪くないと思います。（資格を取ったからといってすぐ、稼げるわけではありません）

④対面サービス業の経験

資格、スキルではないのですが、サービスマンとして人と接する経験は超大切です。

余談ですが、私は工業高校在学中、コンビニでバイトを始めてサービス業（接客）の楽しさを知り、元々は高卒で製造業へ就職予定でしたが、専門学校への進学へ切り替えました。

最近は他業界からセラピスト業界へ転職をする方も増えておりますが、「モノ・サービスを人に売る」という経験を積んでおくことを強くお勧めします。

売れるセラピストになるには、身体の知識だけでは絶対に勝てません。

 

以上、【売れるセラピストに必要なスキル】でした〜！！

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