この時期、歩いていると道端で息絶えたと思しき蝉たちをちらほら見かけます。
なんの気なしにそばを通ると、いきなりけたたましくジジジと鳴き始めて驚くことがあります。
あたかも断末魔の叫びのようです。
しかし、蝉も必死です。
生きているうちに自分の子孫を残す為にオスはひたすら鳴き続けてメスを引き寄せようと頑張っているのですから。
柔肌の
熱き血潮に
触れもみで
悲しからずや
道を説く君
いつもこの蝉の最期を目の当たりにするたび、与謝野晶子の短歌がHARUの頭の中でふわりと詠まれるのです。
というのも、あの今際の際の蝉たちは未だメスと果たすことも出来ずにギリギリまで求愛の雄叫びをしながらこの世を去っていくものかと思っていましたので、いわゆるDTかと決めつけていました。
ところが蝉の生態について少し調べたら、メスは一度の交尾しかしないものの、オスは複数のメスと交尾出来る生命力を持っていたのです。
つまり蝉になって死ぬまでの1〜2週間に、イケてるオスは複数のメスと関係しているようなのです。ヤってんなあ🤔
しかし、蝉のオスとメスの割合はほぼ半々なのだそうです。
より一層調べてみたら、上述のイケてるオスの蝉とは逆のイケてない蝉というのが実は3割強いるらしいのです。
…世知辛い。
あの、HARUの足元で鳴き叫んだあのオスの蝉は、一体どっちだったのでしょう…。
※ちなみにメスは鳴かないそうです
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