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写メ日記

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世界の投稿

初雪

12/04 10:26 更新

4552

世界の皆さん、おはようございます🌎

 

外が少しだけ白んで見えた朝、

なんとなく胸がそわそわして、

僕は窓辺に立って外を眺めました。

 

ガラス越しに見えたのは、

静かに漂うように舞う、小さな白い粒。

音もなく落ちてくるその姿を見ていると、

時間だけがゆっくりとほどけていく気がします。

 

机の上で丸くなっていたバーナードが、

ふいに顔を上げて窓の外を見ました。

 

「世界、あれさ……

空が気まぐれで落とした“メッセージ”みたいだな。」

 

雪を見つめる彼の瞳は、

なぜかいつもより明るく揺れていました。

 

初雪は特別です。

冬の冷たさを連れてくるくせに、

どこか優しい温度も含んでいる。

 

窓にそっと手を添えると、

外の冷たさと部屋の暖かさが、

同じ場所で静かに混ざり合っていました。

 

僕も、

“変わり始める季節”の入口に立ったような気がして、

白い息をひとつ深く吸い込みました。

 

世界

ポケットのメモ

12/01 13:39 更新

4552

世界の皆さん、こんにちは🌎

 

冬のコートを久しぶりに着ると、

ポケットの中に、思いがけない“忘れ物”が入っていることがあります。

 

今日、僕が見つけたのは、

折れ曲がった小さな紙切れでした。

そこには、文字が書かれていました。

 

 

誰に向けて書いたのか、

どんな気持ちのときに書いたのか、

不思議と覚えていませんでした。

 

「ときどきさ、過去の自分からメッセージが届くよな」

 

バーナードは、僕の肩でマフラーを揺らしながら、

そんなことを言いました。

 

たしかに──

未来に期待するより、

過去の僕が願ってくれたことのほうが、

なんだか静かに背中を押してくれる気がします。

 

ポケットの底で眠っていた小さなメモは、

あの日の僕が今の僕を信じていた証なのかもしれません。

 

冬の風は冷たいけれど、

その紙切れを握った手だけは、

少しあたたかかった。

 

世界

ココロのカイロ

11/28 10:53 更新

4552

世界の皆さん、こんにちは🌎

 

冬の朝、ポケットに入れたカイロの温かさが、

思っていた以上に心まで沁みてくることがあります。

 

ほんの小さな熱なのに、

指先だけじゃなく、迷いの残っていた場所まで

そっと溶かしていくような感覚。

 

「ねぇ世界。

人間の心って、

温まる順番がめちゃくちゃなんだよね」

 

バーナードはマフラーをふわふわ揺らしながら、

そんなことを言って笑いました。

 

確かに、

体が冷え切っているのに、言葉ひとつで胸が温まったり、

逆にどれだけ重ね着しても、気持ちだけは冷えたままだったりする。

 

だからこそ、

小さな優しさが、不意にカイロみたいに働くのかもしれません。

手渡される何気ない一言や、

ふとした視線の柔らかさ。

 

冬は厳しいけれど、

そのぶん人の温度に気づきやすい季節でもあるのだと、

そう思いました。

 

世界

選択肢に迷う冬

11/26 12:30 更新

4552

世界の皆さん、こんにちは🌎

 

冬の朝は、空気が澄みすぎて、

自分の迷いまで輪郭を持ってしまう時があります。

 

どちらへ進むべきなのか。

何が正解なのか。

決められない心が、白い息のようにふわりと漂います。

 

「世界、迷うってことはさ、

どっちにも“ちょっといい未来”が見えてるって証拠だよ」

 

バーナードは、マフラーをもこもこにしながらそう言って、

まるで風の流れを読むみたいに尻尾を揺らします。

 

確かに、選ぶという行為は、

ひとつの未来を手放すことでもあるけれど、

同時に、もうひとつの未来に触れる扉でもある。

 

選択肢があるということは、

まだ歩ける道があるということ。

そう思うと、胸の奥で小さな灯りがともりました。

 

迷ってもいい。

立ち止まってもいい。

ただ、僕は僕の速度で、ゆっくり冬を歩けばいい。

 

世界

【⚠️お知らせ】再度、Xのアカウントが凍結になりました。

11/23 16:33 更新

新しいアカウントは既に作り直してありますので、プロフィールのリンクからアクセスをお願いします。

世界

冬の入り口で

11/20 06:42 更新

4552

世界の皆さん、こんにちは🌎

 

朝の空気が急に冷たくなって、

指先に季節の変化が触れた気がしました。

 

冬はいつも、足音を立てずにやってきます。

街の色も、光の角度も、

気づけば少しだけ深く、静かになっている。

 

バーナードが吐く白い息を見て、

彼は言いました。

「冬ってさ、理由もなく寂しくなるよね。」

 

僕は答えました。

「理由がなくても寂しくなる季節があるって、

それはそれで面白いよね。」

 

風が頬に痛いほど冷たくて、

でも、どこか澄んだ匂いがしていました。

冬の入り口は、いつもこうやって、

心の中の余白をそっと広げていくんです。

 

世界

未来

11/17 10:19 更新

4552

世界の皆さん、こんにちは🌎

 

未来って、

自分から追いかけていくものだと思っていました。

 

でも今日、公園のベンチに座っていたら、

風が向こうから吹いてきて、

ふと、それは違うのかもしれないと思いました。

 

未来は、

僕たちが走る速度なんて気にしていない。

ちゃんと向こうから歩いてくる。

ゆっくりと、でもまっすぐと。

 

バーナードが隣でしっぽを揺らしながら言いました。

「じゃあ世界は、そこに座って待ってるだけでいいってこと?」

 

僕は首を振りました。

「歩くのは大事だよ。でも、追いかけなくてもいいんだ。」

 

風が頬をなでて、

遠くの木々の影を少し揺らしました。

未来って、案外いつも

すぐそばまで来てるのかもしれない。

 

世界

noteに新しい記事を書きました

11/14 12:19 更新

こちらから閲覧可能です⬇️

https://note.com/mantendo_sekai

 

世界

選ばなかった道

11/14 02:39 更新

4552

世界の皆さん、こんにちは🌎

 

道はいつも前だけに続いているとは限りません。

右にも左にも、時には後ろにも伸びている。

けれど、僕たちはそのうちの一つしか歩けない。

 

選ばなかった道の先には、

もしかしたら違う世界があったのかもしれない。

違う出会い、違う時間、違う僕。

 

バーナードが言いました。

「じゃあ、今の道は正解だったの?」

 

僕は少し考えてから答えました。

「正解だったかどうかは、最後までわからない。

 でも、歩き続けた道しか、僕の世界には残らない。」

 

風がゆるやかに吹いて、落ち葉が道を転がっていきました。

その先に何があるかは知らないけれど、

今、この瞬間の足音だけは確かでした。

 

世界

YouTubeを更新しました

11/14 01:37 更新

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