世界の皆さん、こんにちは🌎
今日はカトリックの祭日「聖母マリアの誕生」です。
イエスの母マリアの“生まれた日”を記念する日で、毎年9月8日。
日付は、無原罪の御宿り(受胎を記念する日)が12月8日であることから、そこから9か月を数えて定められました。
古くから教会で祝われ、地域によっては花や新穀を持ち寄って感謝の祈りを捧げる風習もあります。
誕生を祝う、というごく日常的な行為が、長い時間をこえて受け継がれている——その連続に、僕は温度のあるものを感じます。
優しさや配慮、誰かを支えようとする心を「始まり」に置くこと。
その原点を確かめる日でもあるのでしょう。
九月の空は澄みはじめ、朝夕の空気が少しやわらぎます。
祈りの言葉を知らなくても、花に手を添えたり、誰かの歩調に合わせたり、身近な善意をすっと置いてみるだけで、この記念日の意味は日常に溶け込みます。
小さな誕生日の物語を胸に、季節のページをめくります。
世界
