昨日は、灰がたくさん降りました。
外に出た瞬間、僕は思いました。
この世界が終わってから、
何年経ったのだろうかと。
ちょうど、人っ子ひとりいなかったので。
まるで終末の景色みたいでした。
そして、本日は雨。
ある意味、ナイスタイミングですね。
灰を洗い流して、
街は少しずつ元の顔に戻っていくはずです。
これから本格的に梅雨が始まると思うけれど、
貴女は雨の日、どんな過ごし方が好きですか?
雨の日には、雨の日の過ごし方があります。
薄暗い部屋で、
雨音をBGMにして、
他愛もない話をして、
少しずつ距離が近くなって。
気づいたら、
さっきまでの天気なんて忘れて、
二人の世界へ。
雨の日って、
いつもより少しだけ、
誰かを求めてしまう感覚があります。
僕はそうです。
貴女も、そうでしょう?
外では雨。
部屋の中では、
なぜかいつもより素直になれる。
普段なら言えないことも、
雨の日ならぽつりと言えてしまう気がします。
たとえば、
「今日は帰りたくないかも」
なんて言われたら、
たぶん僕は少し弱いです。
もちろん、
ちゃんと帰しますよ。
たぶん。
でも、雨が強かったら、
もう少しだけ一緒に過ごしましょうか。
僕のとなりで、
もう少し雨宿りしていきなよ。
なんてね。
ただし、注意してください。
僕と雨の日に会うと、
灰よりも先に、
貴女の理性の方が、
完全に洗い流されるかもしれません。
雨音をBGMにする時間、
嫌いじゃないです。
むしろ、かなり好きです。
雨の日に、
僕に会いたくなってきたでしょ?























