世界の皆さん、こんにちは🌏
信頼していた人との約束が破られてしまった時、すごく悲しい気持ちになりますよね。
人間は一度手に入れたものを失うということに対して、強い抵抗を覚えます。
この心理現象は「保有効果」と呼称されており、行動経済学におけるプロスペクト理論の一つです。（機会があればまた日記で取り上げますね。）
物質的なモノだけでなく、自らの地位や無形の資産に対しても同じ現象が働きます。
人との約束も、また然りです。
胡散臭くてはなから信頼できない人との約束なら反故にされても、もともとの期待値が0に等しいのでその影響は無風ですが、
信頼していた人に裏切られたり、自分のことを後回しにされてしまうと、そのダメージは計り知れません。
これは約束した時点で上昇した期待値が高い分、下降（落胆）する際の振り幅が大きいからなんですね。
「他者に期待しない」とはよく言いますが、その言葉の意味する本質は「期待値を上げないことが、自らを防衛することになる」からだと思われます。
それでも僕は人のことを期待したいと言うか、信じたいですけどね。
人間はやはり孤独です。
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